アルファベットを伝えるときに「ちゃんと伝わるかな?」と思ったことありませんか?
オーストラリアにきてから、自分の名前やメールアドレスを伝える機会が増えました。
そしてそう言う時に限って重要なことだから間違えは許されない・・・!!
B(ビー)と P(ピー)
とか
D(ディー)と T(ティー)とか・・・
いろいろ聞き間違いが起こりそうな文字、ほんとうに厄介っ!!
そんなことで役立つのが、フォネティックコード。
今日は電話のときに知っておくと役に立つ秘密のコードを(秘密じゃないけど)つぶやいていきます。
フォネティックコードとは・・・?!
欧文通話表の中でも北大西洋条約機構が定めた通話表である。無線通話などにおいて重要な文字・数字の組み合わせを正確に伝達するため、NATOによってラテン文字の通話規則を定めた。
(Wikipediaより)
「電話でアルファベットを相手に伝えるときに使えるコード」のことをいうんですねー。
NATO(北大西洋条約機構)が定めた通話表らしい。
便利で、しかも万国共通だから便利!!
日本語だけではなくて英語で電話するときにも使える優れもの。
コールセンターや航空会社、観光業界でもよく使われていますね。よく無線などでも使われるそう!
昔ホテルでフロントとして働いていたとき。外国人のお客様をトランスファー(何かトラブルがあったり間違えて行ってしまった場合、他店に移動させること)する時がありまして。
「じゃあお客さまのお名前言いますねー・・・○△□○△□・・・ぺらぺら・・・」
取引先の方からぺらぺらと言われてしまい、その当時はコードの存在も知らなかったのでちんぷんかんぷんで何度も聞き直した記憶があります(汗
のちに知ったのが、観光業では常識だそうで・・・猛省。
その後コードの存在を知り、実際に何度か使っていました。
つい先日、オーストラリアでも英語でメールアドレスをいう機会があって使ったら、ちゃんと通じましたよ、よかった・・。
【今すぐ使える】フォネティックコード〜標準バージョン〜
地域などで少しずつ違うようですが、
今日は一般的によく使われている(と思われる)ものをシェアしたいと思います!
A | Alfa | (アルファー) |
B | Bravo | (ブラボー) |
C | Charlie | (チャーリー) |
D | Delta | (デルタ) |
E | Echo | (エコー) |
F | Foxtrot | (フォックストロット) |
G | Golf | (ゴルフ) |
H | Hotel | (ホテル) |
I | India | (インディア) |
J | Juliett | (ジュリエット) |
K | Kilo | (キロ) |
L | Lima | (リマ) |
M | Mike | (マイク) |
N | November | (ノーベンバー) |
O | Oscar | (オスカー) |
P | Papa | (パパ) |
Q | Quebec | (ケベック) |
R | Romeo | (ロメオ) |
S | Sierra | (シエラ) |
T | Tango | (タンゴ) |
U | Uniform | (ユニフォーム) |
V | Victor | (ヴィクター) |
W | Whiskey | (ウィスキー) |
X | X-ray | (エックスレイ) |
Y | Yankee | (ヤンキー) |
Z | Zulu | (ズールー) |
読みにくいのありますよね、「F:Foxtrot」とか。
そんな時はわかりやすく、Franceフランスとか言っちゃってもアリかと。
正しくわかってもらうために使っているわけなので、読めないものを無理して発音して相手を混乱させるのであれば、 自分が自信を持って言えるものを使った方がいいと思います!
ちなみに英語で伝えるときは、for を使って説明をします。
例えば、”Tokyo”と伝えたい時は、
T for Tango
O for Oscar
K for Kilo
Y for Yankee(ヤンキーも伝わるかな?笑 わたしは自信ない!笑)
O for Oscar
などと言って、Forを示したいアルファベットの後において言ってみてください。
【今すぐ使える】フォネティックコード〜国名・地名バージョン〜
ちなみにちょっと言いづらいなぁと思ったら、国名・地名のフォネティックコードもあるみたいなので、ご参考までに!
A | America | (アメリカ) |
B | Brazil | (ブラジル) |
C | China | (チャイナ) |
D | Denmark | (デンマーク) |
E | England | (イングランド) |
F | France | (フランス) |
G | Germany | (ジャーマニー) |
H | Hong Kong | (ホンコン) |
I | India | (インディア) |
J | Japan | (ジャパン) |
K | Korea | (コリア) |
L | London | (ロンドン) |
M | Mexico | (メキシコ) |
N | Norway | (ノルウェー) |
O | Osaka | (オオサカ) |
P | Paris | (パリ) |
Q | Qatar | (カタール) |
R | Russia | (ロシア) |
S | Spain | (スペイン) |
T | Tokyo | (トウキョウ) |
U | USA | (ユー・エス・エー) |
V | Vietnam | (ベトナム) |
W | Washington | (ワシントン) |
X | Xmas | (クリスマス) (クリスマス島:オーストラリアにあります!) |
Y | Yemen | (イエメン) |
Z | Zimbabwe | (ジンバブエ) |
わたしはこのコードは使ったことがないのですが、イエメンとか怪しそう・・・
英語で電話をするってただでさえ緊張するのに、伝わらないで相手をイライラさせてしまったら余計に緊張しますよね。
コードの存在を知っているだけでも、一つ武器が増えるので安心!
事前に準備をして緊張を減らそう!
わたしはこちらから電話をかける時は、このコードを手元に用意してからかけるようにしています。
なに聞かれるかわからないし、いざ聞かれたら焦るのは目に見えているので笑
ということで、皆さんもぜひ試してみてください。
最後まで今回も読んでいただきありがとうございました。