5年住んで思う「オージーの尊敬できるところ」 - トビー日記

5年住んで思う「オージーの尊敬できるところ」

30代のひとりごとオーストラリア生活パース生活
記事内に広告が含まれています。

この間バスに乗ってて何も言わずにお年寄りに席を譲るちょっと怖い見た目の若者。
この光景を見て、「オーストラリア人の尊敬できるところ」ってすごくたくさんあるなって思いました。

わたしも見習いたい!って思う「オージーの素敵なところ」、今日はこんなことをつぶやいていきます。

パースだけ?説もあるので、最後までお楽しみください笑

誰に対してもフレンドリー・多様性を受け入れる寛容さ

\オーストラリアの人はフレンドリー!/
っていう印象そのまま。 

オーストラリアは多文化社会で、世界中からの移民が多く住んでいます。そのため、違う文化や価値観を尊重し、受け入れる姿勢が強いです。「誰でもウェルカム!」という雰囲気があり、外国人でも暮らしやすい国だと思います。


全く知らない人と普通に会話が始まることは珍しくありません。

スーパー、カフェ、エレベーターの中。ちょっとしたときにとにかく話しかける!笑
並んでいるとき、席を譲るとき、カフェで注文するとき・・・

ほんの少しのときに、「誰にも誰とでも」気軽に話しかけられる国民性です。

日本では

「話しかけて変な人だと思われたらどうしよう」

という気持ちがどうしても先立ってしまうように思います。

日本に一時帰国をしたときに、どうしてもこの感覚を忘れていて、エレベーターの中で「どこに行きますか?」とちょっとした会話をしたのですが、その人はわたしの問いには反応せずに自らボタンを押し、無視されてしまいました。笑

そして一緒にいた父に「なんで知らない人に話しかけるのか?」と聞かれました笑
「え!普通でしょ!ただどこに行くのか聞いただけだよ!」って言い返しましたが、ここが日本だということを忘れていました。笑

オーストラリアだったら同じシチュエーションで会話がスタートすることが多い印象ですが、日本だとなかなか同じようにはいきません。

ウールワースでブロッコリーを選んでいるときに、隣にいたご婦人に「わたしは茎は食べないから、これを切って販売してくれたらいいのに」ってわたしに言ってきたことがありました。
「そんなの知らんがな」と思って笑いながら「そうですねーでも茎も美味しいよ」って答えたのですが、ぽろっと思っていたことを口に出すオージー、嫌いじゃありません。

コミニュケーション能力がずば抜けて高い

これは「フレンドリーな国民性」から通づるものもあるのかもしれません。

言い回しがうまい人がとにかく多い!
きっと小さいときから、周りが言っているのを聞いたりみたりしているうちに身につくのでしょう。これは英語学習者のわたしに身につけたい技術・・・!

とにかく褒める

「目を引くもの」をとにかく褒める傾向にあるオージー。

友達とカフェに行ったときに、友達が来ていた派手目なTシャツを褒めてくれた店員さん。
友達がかなり高さのあるヒールを履いていたら、通りすがりの人に「あなたの靴素敵ね!」と褒めてくれた人。
スーパーの店員さんがめっちゃ派手目の長いネイルをしていたら、「あなたのネイル、ゴージャスだわ」と褒めていたご婦人。

「素敵なものを素敵だと相手に伝えること」の大切さは、オージーから学びました。
言われた方はもちろん嬉しいもの。わたしも積極的に伝えていきたいです。

話の広げ方が上手い

一つの話題からの会話の広げ方が抜群にうまいオージー。

会話がポンポンつながります。
会話の切り返しも見習うところがとても多く、「こういえばいいのか!」と思うことばかりです。

日常的に会話ができる環境になくても、特にポッドキャストなどを聞いているとテンポの良い会話を学ぶことができます。

ワークライフバランスがはっきりしている

オーストラリア人は「仕事ばかりの人生はつまらない!」という考えを持っている人が多い印象で、ワークライフバランスを重視します。


仕事が終わったらすぐに帰って趣味を楽しんだり、週末はビーチや公園でのんびり過ごしたりする人が多く、仕事だけでなく自分の時間もとても大切にします。

オンオフの切り替えがとても上手!

仕事のときはしっかり集中しますが、それ以外のときはしっかり力を抜く、これがオーストラリアスタイルでしょう。
「オージーはレイジーだ」とよくいいますが、実際働いている人はかなり働いています

ただ、効率の悪い働き方はせず、時間外労働も滅多にありません。
5時までだったら5時に会社を離れる(なんだったら15分くらい前に離れる人も多いです笑)!
日本のように「上司がまだいるから帰れない」なんてことは絶対ありません。

自然やアウトドアを愛する国民性

「休みは何したの?」と聞いてみると、アクティビティをしている人が多いことに驚きます。

オーストラリアには美しいビーチや広大な自然があり、それを存分に楽しむ文化があります。
キャンプ、サーフィン、ハイキング、バーベキューなど、アウトドアアクティビティが盛んで、自然の中で過ごすことを大切にしています。

サイクリングも人気のアクティビティの一つ。小さい子から大人まで楽しんでいるのをよく見かけます。

レディーファースト

これは正直「人による」のが感想です。

日本と比較してしまうと、確実にレディーファーストの文化は残っています。

先日病院に行く機会があったのですが、患者さんですら訪問者のわたしにレディーファーストしてくれたなんて!!びっくりしてしまいました笑

しかし、時代が進むにつれて薄れているのも現実。
なかにはレディーファーストを嫌がる女性も少なくないとか。

Chivalry is not dead…. yet です。(今のところ・・・)

【小声トーク】これはパースだけ?!他の都市比較して内向的説

メルボルンに以前住んでいた友達が話していたこと。

「なんでパースはこんなにコミュニティが小さくて、内向的なんだ?!」

あまり積極的に他人と話さない人が多く、余所者を受け入れつらいパース・・・・(らしい)

他都市とは立地的にもかなり孤立しているということもあるのか、内輪コミュニティが強いのも特徴らしいです。

パース民は、地元民で固まり、幼少期から大人になるまで同じコミュニティで育つ人が多いと聞いたことがあります。

わたしはパースに来て今年で6年目。
そういう意味では「余所者ですが」、なんとなーくそんなことを感じることも少なくありません。パースの人は優しくてフレンドリーな人が多いですが、それよりも先に(友達になろう)とするとある程度の距離を置かれてしまうこともあるのかなーと・・・思ったり。

あくまでも個人的な感想ですし、結局のところ「人による」こともあります。また、分母が大きく「オーストラリア人!」と書いてしまいましたが、個人のバックグラウンドや育った環境によっても変わるかもしれません・・・

オーストラリアに住んでいくなかで、尊敬できるところはどんどん吸収していきたい!そう思い筆を取りました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました