オーストラリアで大腸検査をした話

30代のひとりごと
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先日、オーストラリアで大腸検査(Colonoscopyコロノスコピー)をやりました。


自分でもまさかオーストラリアで精密検査をやることになるとは思っておらず今だにとてもびっくりしています。

結果からいうと、ありがたいことに特に目立った異常はありませんでした。
食事や生活習慣の改善で解決できそうなレベルだったようで…特に深刻ではないのでとても安心しています。

でもわたしも30代後半なので、そろそろいろんなところにガタがきているのを日頃から感じています。

今回は、そんな大腸検査をやるに至ったまでの経緯から当日まで、話していきます。
誰かの役に立つかわからないけれど、参考になれば嬉しいです。

今回のColonoscopyは、Public Hospital(公立病院)でMedicare(メディケア)を使用しました。 「どのくらい待った?」「どんなプロセス?」「気になるけど、何を始めにしたらいいかわからない」そんな方の役に立てれば幸いです。

【結論から】待ちの期間・費用について・何からしたらいい?

どのくらい待った?

はじめにGPに行ってから、検査当日までは合計5週間

「パブリックは待つから!」とみんな口を揃えて言いますが、referされてから5週間は早い方では?と思います。

referされてから届いたレターにはわたしは緊急性の高いリストに入っていたようなので待ち時間が少なかったと思われます。

これは色んな人の話を聞いてのことですが、おそらく大腸がん関係は基本早めに検査が行われるよう。referされる内容にもよるのかもしれないですね。

メディケア使用でかかった大腸検査(Colonoscopy)の費用

  • GP代;80ドル
  • 薬局で購入するように言われた下剤:26ドル

検査自体はMedicareでカバーされたので、無料です。一番初めのGPコンサルテーションが長くかかってしまったので、Out of poket(Medicareでカバーされない部分)で少々高くつきました。

何からしたらいい?

まずはGPへ!

何か症状があったり不安だったら、まずGPへ行って医師に相談することをお勧めします。

オーストラリアでは、すべてがGPから始まります。
個人的にも早く行っておけば…という気持ちなので、何事も早いことに越したことはなさそうです。

第一章 便潜血検査で陽性に!

2026年1月末、日本へ一時帰国をしました。前回に人間ドックを受けてからかなり日にちが経っていたので、今回は色々オプションを追加して受けることに。

受けた後すぐに医師との問診があるのですが、そこで言われた結果は、便潜血検査で陽性でした。

 

生理だった訳でもないので、再検査が必要との診断。

ただオプションで追加した腫瘍マーカー(血液検査)であるCEAは、陰性。
痛みもなし、便のパターンも変化なしだったこともあり、深刻なケースである可能性は極めて低いと言われました。そのほか、わたしの健康状態や症状などを考慮しても、おそらく痔だろうとお医者さんには言われました。

正直なところ、トイレットペーパーで拭いたときに血が出ている自己認識はありました。
しかも結構長い間……
でもまあ大丈夫だろうと放置していたのがこの結果です。

「怖かった」というのも正直なところで避けていたのも嘘ではありません。でもやはり今考えれば早めにやればよかったな、という気もします。


もしまだ少し日本にいられるのであれば、このまま日本で精密検査をしてもらったほうが早く簡単にできたのかもしれません。でも仕事もあるし帰りのフライトも取っていたので、この続きはオーストラリアですることにしました。


日本のお医者さんからは「やはり血液が検出されてしまったので、紹介状を書きますね」と言われ、このタイミングでオーストラリアへ帰国。
残念ながら、日本で書いてもらった紹介状は使う機会がありませんでした。

第二章 オーストラリア紹介状をもらう

オーストラリアに帰国後、すぐにGPを予約して診察に行きます。

日本での検査が陽性だったこと、いろいろな症状を話しました。
やはりこのドクターもおそらく痔だと思うが…

うーーーーーん。

とずっと悩むドクター。

ドクター的に悩ましいと言っていたのがのが、日本での結果で陽性だったこと。

「症状を見ても深刻な状況ではなさそうだとのことだが、血が出ているのは確かなので一応Gastrologistに相談して、必要であればColonoscopyを紹介します」と言われGPを後にすることに。

翌日テキストメッセージにて、Gastrologistからの推薦により、Colonoscopyを勧められ、ここから検査への話が進んで行きます。

第三章 検査までのプロセス

私はてっきり、Referral は自分の手元にもらえるものだと思っていたんです。

「まだかなー」とか思いながら1週間ほど経った後、1本の電話がありました。

それはCentral Referal Serviceというところ。
GPのコンサルテーション中も、パブリック(公立)病院で行う旨話が進んでいました。
そのため、パブリックのシステムを管理しているところから電話がありました。

 

GPから行った情報を確認され、簡単な質問に答えていきました。
他に何かできることはあるかと聞いても「今はただ連絡を待つだけよ」と言われ電話が終了しました。

そこからさらに1週間ほど経ったころ、家から一番近い Public病院から「個人情報の登録をするよう」にテキストメッセージが届きました。

わたしは少し放置してしまったのですが。笑
病院から直接「あなたの検査の日にちが近づいてるから、早く登録しなさい」と電話がありました笑

少し電話で会話をしましたが、とても感じのいいadminの方で好印象でした。



そこからの病院とのやりとりは基本web上のポータルで行いました。

自分のポータルサイトに追加情報があると、テキストメッセージで連絡が来て自分で確認する、というもの。

そこから、検査の日時、consent、食事制限について、前日までにやらなければいけないことなど全てがポータル経由でお知らせされます。


検査はsedation(鎮静剤)を使用されるので、迎えに来てくれる人が必須です。
私はパートナーに頼みましたが、来る人の名前や関係などを何回も聞かれました。


また、検査の前日は下剤を使うので、その下剤も薬局で買うように指示されました。
わたしはChemistwarehouseで購入。オーバーカウンターで聞いたらすぐに持ってきてくれました。お兄さんに「箱に書いてあることは無視して、病院からの紙に従ってね」と念押しされました笑

一般的なのかすぐに持ってきてくれました。
この下剤は、前日と検査当日の朝の2回行うもの。人や検査の時間帯によって下剤の種類が違うようです。

第四章 検査前日

検査の5日前から食事制限が少しずつ始まります。

5日前:タネ類、ナッツ類、ドライフルーツ 禁止
3日前:食物繊維高い食べ物 禁止
前日:朝食後、固形物 禁止
当日:絶食

と言う感じでした。

野菜やフルーツ、ナッツが大好きなので、何が食べられるか考えるのが結構大変でした。
知り合いにもらったフィグもトマトも食べられず…残念!

3日前は、肉系も鶏肉だけOK。魚と卵もOKだったので、これでタンパク質を摂取。
前日は、基本水と紅茶のみ。家にchiken broth がなかったので、飲みませんでしたがこれもOK。
あとどうしてもお腹が空いた時はレモネードの炭酸に頼り、なんとか空腹を紛らわしていました!となりでクッキーを食べていた友人に苛立ちを感じながら笑 なんとか耐えました笑

そして前日の夕方から下剤の開始です。

わたしが指示されたPlenvuというLaxitive(下剤)

事前に購入したこの下剤と水を時間内に飲み終えるのですが、これがまたつらい…!!

何度も戻してしまいそうでした。

後から気づいたのですが。
この下剤、事前に作っておいて少し冷やしてからの方が飲みやすい!
わたしは常温で飲みましたがなかなか飲み終わらなくて結構辛かったです。


下剤の味はマンゴー味と書いてあるものの、全然マンゴーの味がしないっ!!!涙
30分以内に飲み終えないといけないのでタイマーを測りながら、トイレに行きながらとにかく忙しかったです。


下剤を飲んでから大体2−3時間ごろにはお腹も落ちつきました。体が空っぽになったこともあり空腹感がやばい笑

ひたすらYoutubeを見て気を紛らわしていました笑
寝る前に、次の日の下剤を作って冷蔵庫に入れてこの日は就寝しました。

第五章 検査当日

前日は朝早くからの検査だったので、2回目の下剤もあさ4時ごろスタート。

もう体の中は水しか入っていないので、2回目はだいぶ楽でした。
お腹がゴロゴロするものの、前日より早く1時間ほどで落ち着きました。

受付時間に病院につきましたが、ここからがまた長丁場。

待合室ごとに1時間ずつ待ちます笑
覚悟はしていましたが、結局病院についてからわたしの検査が始まるまで合計で5時間ほど待ちました笑。

待合室ごとに移動するたびに、PCAやナースの方にお会いするのですが、総合的にみんな親切で優しい人ばかり。涙
これには少し驚きました。パブリックだから「??」という対応をされるかなと、勝手な偏見があったのですがそんなことはなかったです。

必要な情報やわからないことは聞き返したら丁寧に答えてくれるし、着間違えていたガウンは直してくれるし笑

それよりも「日本人だね?」と日本に関することをたくさん聞かれて、会話がとっても広がりました。
気づかないうちに緊張していたようで、話をすることでのリラックスすることができました。


今回の検査の中で何が一番辛かったかと言うと、最後の最後にendoscopyで順番を待っていたとき!

この検査室は、食堂の真上にあったので、ナースやドクターもご飯を持ってウロウロしていたのでそれが視界にはいるのがつらかったです。

なによりも朝から水も飲んでいないので、口の中も体の中もカラカラで…

普段からfastingをしている方は慣れているのかもしれませんが、私は食べることが大好きなので絶食なんて絶対無理!なタイプ笑

辛いのを通り越してだんだんイライラしてきていました笑

待ちながら何回も寝たし、待合室にある雑誌も一通り読んだし、テレビも面白くないし。

「わーーーーー」と思っていたところで、ようやく呼ばれました笑

第六章 検査中〜後

検査する前に、ドクターやナースとのIDチェックや質問を繰り返しました。

「これから何をする」「この後何が起こる」ととても丁寧に教えられたので、緊張することなく受けられました。


検査室に移動すると、Sedation (鎮静剤)を打たれます。遠くに意識はありますが、何を話したのかは覚えていません。検査中も感覚は少しありましたが、記憶はありませんでした。

検査後は日本語を話せる方が2人ほどいたので、日本の話で盛り上がり。

ただひたすら眠く、話しながら寝ていた記憶があります。

わたしはもともと血圧が低いのですが、検査前と比べて極端に低すぎていたので、少し検査室で様子を見ることに。

出されたビスケットが、初めて口にしたもので「この世の中で一番美味しいビスケット」に感じました。


その後、ベットを移され、そこでもサンドイッチとクッキーやチーズなどを出してくれました。
血圧が低すぎてなかなか上がらないのを心配してくれたナースが、水を大きなジャグでくれたのでここでガブガブ飲むことができました。

その後少し眠り、血圧も安定してきた段階で結果や今後を含めいろいろと説明をしてくれました。


問題がないことを確認されナースがパートナーに連絡してくれて無事に帰ることができました。

ナースからは、家に帰ってもすこしフラフラするかもしれないと言われていましたが、少し食べたり飲んだりしたら元通りに元気になりました。

〜終わりに〜

ここまで親身になってケアしてくれたナースへの感謝と、普段当たり前のように食事ができていることへのありがたみを本当に心から感じました。

絶食中は、「食べられないと言うことがこんなに辛いのか!」と思いました。毎日当たり前のように「食べる」ことができている感謝をとても感じました。

また、病院で受付をしてから退院するまでお世話になった一人一人がとても親切で、誰一人として嫌な態度がなかったのがほんとうに素晴らしかったです。わたしはオーストラリアの病院でこのような体験をするのは初めてのことですが、フレンドリーさに助けられた部分がとても大きかったです。

今回は特に深刻なことは幸いありませんでしたが、今後はもうちょっと自分の体に耳を傾けていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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