日本人にはあまり馴染みのないイースター。
日本にいるときはディズニーでイースターパレードやっていることしか認識がなかったわたし。
オーストラリアに来てイタリア人の彼と生活していくうちに、イースターがどれだけ大切な日なのかを学びました。
ちなみに彼はクリスチャンですが、そこまで厳格ではなく小さい頃におばあちゃんから教えてもらったけど今ではそこまで考えにフォローしていない・・という感じです。
なので、みなさんの認識とずれがあるかも?しれませんがご了承ください。
今回はオーストラリアでどうお祝いする?イースターの意味と食べるものなどについてみていきます!
2024年のイースター
毎年のイースターの日にちは変わります。
記憶にあるのは、4月25日のANZACデーと重なり、大型連休になった年。(いつだか忘れましたが)
今年(2024年)はGood Fridayが3月29日で、少し早めですね。
通常はイースター(日曜日)の前の金曜日がGood Fridayとなり、振替休日的にその次の月曜日がEaster Mondayとなり祝日となります。
真ん中の土曜日は通常の日となりますが、続けて休めば4連休になりますね。
またスクールホリデーもこの金曜日から始まることで、なかには遠くに旅行をする人もいるくらいです。
\ANZACデーについてはこちらもどうぞ!/
【金曜日】Good Friday
Good Fridayの金曜は、ジーザスが亡くなった日。
もともとは「GOD Friday」からGood Friday になったと言われています。
クリスチャンは、この日はお肉は食べることができません。(厳格なクリスチャンはこの日だけでなく毎週金曜日にお肉は食べないようですが。)お肉はジーザスの体を意味するようで、食べることは禁止されています。
この日は1日お祈りをして、ジーザスの死に敬意を払う日です。
彼のおばあちゃんはこの日はファスティング(断食)をしたほどだそうです。
この日はイタリアでは祝日ではないそうなのですが、オーストラリアでは祝日です。
今年もですが、ほとんどのお店がお休みとなります。クリスマスほどではないですが、スーパーやカフェも休業となります。
買い物を予定している場合は、前日までに済ませておきましょう。
【土曜日】普通の土曜日
土曜日は特にお祝いはなく通常の日。
お店ほとんどが通常の土曜日と同じように営業しています。
小さいお店はロングホリデーをとって営業していないこともありますが、スーパーはなどは通常の土曜日と同じ営業時間であることがほとんどです。
【日曜日】Easter Sunday
日本語でよく「復活祭」と呼ばれるイースター。
この日はジーザスが復活した日だと言われています。
みんなで教会に行き、ご馳走を食べます。
一般的にLamb(羊肉)を食べると言われており、彼の友達は数日前からラム肉の仕込みをしていました。
イタリアの彼の出身の地域ではローストポテトをこの日に食べるようでもあります。
オーストラリアではイースターのイベントがチラホラ開催されていたり、エッグハンティングのイベントがキッズ向けに行われています。
【月曜日】Easter Monday
この日にはゆで卵のサラダを食べる日!と意気込んでタマゴを茹でていた彼。
公園に行きピクニックをする日でもあるそうです。
引き続きEaster Sundayのお祝いを続ける日とされていて、イベントに参加したり、教会に行ったりして復活祭をお祝いします。
オーストラリアでも各所でイベントがあり祝日扱いです。
スーパーは通常の祝日のように空いていますが、小さいカフェやレストランは休業しているところがチラホラ見えました。
【素朴な疑問】なぜウサギ?なぜタマゴ?
イースターといえば、ウサギとタマゴ!
スーパーに行くと、ウサギ型やタマゴ型のチョコレートやお菓子、パッケージが目立ちますね。
この時期ならではでとても可愛い!思わずパケ買いしてしまいそうです笑
なぜウサギなのかというと、ウサギは「繁栄」のシンボルだからだそう。
北半球は春になり、新しい季節=生まれ変わりの季節といわれることからウサギになったという諸説があります。
じゃあなぜタマゴ?というとこれにはジーザスの復活に関係していて、卵が復活のシンボルだからと言われています。
Over time, more and more people, almost all Christianity uses the egg around Easter in one form or another because of … something that humans know about: Eggs have to do with springtime rebirth and renewal. We know that innately,”
https://whyy.org参照
【イタリアでは存在しない】ホットクロスバンの謎
スーパーに行くと、この時期必ず目にする「ホットクロスバン Hot Cross Bun」
四角く区切られて白いクロスのデコレーションがされているパンです。
オーストラリアに来たばかりのとき、よくわからないで買ってみたら、フラットメイトが意味を説明してくれたのを覚えています。
これは十字架への貼り付けを意味していて、タマゴ同様イースターに食べられるのが一般的です。
元々の発祥はUKだったようで、コモンウェルスであるオーストラリアとニュージーランドでも広まるようになったそうです。
そのため、イタリアには存在しないよう。
わたしの彼は、イタリアでは食べられないよーと言っていました。
オーストラリアに来たら、是非試してみたい!
いろいろな種類があり、この写真のものはColes ブランドですが、フルーツが入っていたり、りんごやシナモン、チョコレートが入っていたりします。
いかがでしたか?
きっと、日本にいたらこんなに大々的にお祝いできないイースター!
オーストラリアにいるからならではで楽しみたいですね!最近では朝晩寒くなってきましたが、日中は半袖でも全然OKなくらいとても気持ちのいい天気。皆さんもイースターホリデーの楽しんでください。
Happy Easter !
最後まで読んでいただきありがとうございました!