【オーストラリアの学校】語学学校と専門学校(TAFEなど)の違いを体験談から比べてみました | トビー日記

【オーストラリアの学校】語学学校と専門学校(TAFEなど)の違いを体験談から比べてみました

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オーストラリアで学校に通うとなると、いろんな選択肢がありますよね!
英語を勉強しに語学学校に通う。
専門分野を学びに、大学や専門学校に通う。

いろんな学校のカテゴリーがあるけれど、同じように見えて実際ちょっとずつ違い、通っている人たちにも特徴があります。今回は、過去に私が体験した語学学校と専門学校の違いをシェアしていきます。(オーストラリアの大学には行ったことがないのでわかりません、ごめんなさい)

あ!そして、大切なこと!!

この記事は私の個人的な観点から呟いています。詳しいことなどはビザコンサルタントや留学エージェントさんに相談するのをお勧めします。
とくに現地のエージェントさんの場合は情報をたくさん持っていたりするので、自分のやりたいことを違う観点からお勧めしてくれるかもしれません。

そもそも語学学校と専門学校のちがいは?

語学学校は英語を学ぶところ

なかにはビジネスのコースがあるところもあります。入学時期は毎週月曜日であることが多いですね。また「英語を学ぶ」と言ってもいろいろコースが分かれています。英語勉強するので、IELTSを取る目的など、将来に繋がりますね。ただそのスコアがそれが仕事へと直結することはあまりないのかな。でもやはりやったらやった分、その先の自分の英語力に繋がるのでとてもいい機会となります。

専門学校は、英語で専門的な内容を学びます

TAFEやそのほかのcollege(カレッジ)と呼ばれるところ。オーストラリアでは、Uni(ユニ)は大学を指し、college(カレッジ)は専門学校を指すことが多いように思います。
大体学期が分かれていて、2月、4月、7月入学など、決まった時期にみんな一斉に入学します。やはり、英語で何かを学ぶのでそれなりの英語力は必要になってきますし、入学時に英語能力の証明を提示させられることもあります。(それこそIELTSなど。)
専門的な内容をガッツリ学ぶので、資格や学位につながることが多いのが特徴。なので、将来の就職や自分のやりたい仕事へ直結する第一歩 になることが多いです。

 語学学校の特徴

いわゆるイングリッシュスクール・language schoolと呼ばれる学校は、ワーホリや学生ビザの人が行くことが多いのかな。
英語をブラッシュアップしたい!という目的でノンネイティブの永住者がクラスにいたこともありました。いくつかコースがあって、自分の目的にあったクラスに割り当てられて勉強していきます。

コースについて

コースはだいたい以下のように分かれていることが多いです。

・General English(ジェネラルイングリッシュ)
・Cambridge English Test 対策コース(ケンブリッジ)
・IELTS 対策コース(アイエルツ)
・ビジネス 対策コース(学校によって)

もちろんコースで学ぶ内容は異なります。
ジェネラルは文法から単語、ディスカッションやプレゼンをすることも。

大体週に1回テストがあることが多く、それでクラス分けが決まります。もちろんテストの点数が良ければどんどん上のコースに上がっていくので、自分のモチベーションにもつながりますね。

語学学校の体験談と実際に受けたクラスの内容

わたしは昔、ジェネラルコースのIntermediateで入学したあと、テストを受けてUpper Intermediate まで上がれると言われたことがありました。
ですが、そのとき学校全体の人数がたまたま少なく、いきなり一番上のAdvancedまで上げられてしまったことがありました。(オーストラリアの適当さ笑)

授業の内容はほぼほぼTED talkでディスカッション方式。周りはみんなわかっているけど、自分だけ置いてきぼり。授業にまったくついていけない状態が2〜3週くらい続いてあまりにもストレスだったのを覚えています。このままでは全然楽しくなかったので、先生と相談してクラスを下げてもらったことがありました。

Intermediate〜Upper Intermediateくらいまでは、先生が用意してくれた資料や教科書に従って、文法や単語、表現などを学んでいきます。 Advancedレベルになると、教材もトピックも難しくなり、時事内容、政治、経済などであることが普通。新聞を使って記事を要約したり、TEDtalkのプレゼンを要約したり、その内容についてグループでディスカッションしたりすることが多かったのを覚えています。

Advancedのときに毎日やっていた内容は、その後の専門学校や大学の授業では一般的に行われることではあるので、将来のための練習と言う感じなのでしょうか・・・?英語や内容が理解できていればきっと楽しいのに、その時の私はそんな授業がストレスでしかなかった。なのでぜんぜん楽しめなかったーと。今考えればもったいなかったなぁ、と思います。

IELTSやケンブリッジのテスト対策コースは、テストのHOWTOについて学ぶことが多いですね。模擬試験が何週かに1回あって、本番の試験同様におこなわれます。

通常の授業は曜日ごとに何のサブジェクトを学ぶかが決められており、月曜日はリスニング、火曜日はライティング・・など分けられています。

テストの対策コースなので、クラス内の英語レベルは様々。
すっごいレベルが高く「もうネイティブじゃん!」って思う子もいたりしますが、大体そう言う子は1〜2週間授業を受けて自分のレベルに合わないと感じ、辞めていくことが多いように思います。

かと思えば、なかには1〜2年ほど語学学校に通い続ける生徒もいます。
そんな人たちは、ジェネラルコースやテスト対策コースを行ったり来たりしていたりしますね。というのも、コースは3ヶ月クールで進んでいくことが多いので一周してしまう。そうすると内容は違えど、進行の仕方は似たように進んでいくので単調に感じることもあるかもしれません。
だから学校側もその点を配慮して、長く同じクラスにいるよりは、生徒のクラスを動かして飽きさせないようにしている、と言う話も聞いたことがあります。

あと、どのコースについて共通で言えることはアクティビティが多いこと
ゲーム感覚で頭に入ってきやすいので卒業してもその時のゲームのことが頭に残っていたりして意外と覚えられるんですね。そして楽しくみんなと協力して解いていったりするので、仲良くなるきっかけにもなります。

通っている生徒

これは学ぶカテゴリーによって違うかもしれないけれど、一般的に感じるのは年代が比較的若い!

ジェネラルコースは10代から20代前半が多い印象。逆にテスト対策コースは、ビザや進学など目的があってそのコースを受ける人が多いので、幅広くいろんな世代がいます。私が以前IELTSコースに通っていた時は18歳〜50代といろんな年代の人が和気あいあいとしていて楽しかったです。

まだ異国の地に根を下ろしていないほどの在住期間だったりするので、フットワークが軽い生徒が多い印象。「週末バーベキューしよう!」となるとクラスほとんど全員参加!などはよくある話。20人くらい集まります笑

みんなまだあまり仕事をしていない時期でもあるので、誘いやすく参加しやすかったりします。だからみんな仲良し。でも自分の国に帰ってしまう率も高く、2〜3年後には当時仲良くしていた友達が1〜2人しか残っていないと言うこともあるあるですね。

宿題の量、勉強の量はどのくらい?

コースにもよりますが、宿題や毎週テストがあったりするので勉強する量はそこそこ。
しかしそれで「卒業できない」とか「再テスト」などは、ほぼないので、すごくストレスに感じないかもしれません。

IELTSなどのテストを目的としている場合、それなりの時間を勉強に費やしたらその分スコアが上がると思いますが。ただ、語学学校の場合は自分の英語学習のサポートで学校に行く感覚が強いように思うので、全ては自分次第的な感じでもあるのかもしれません。

学校のスケジュール

このスケジュールが専門学校と大きく違うところ!!
語学学校の朝は基本的に早く、8:30〜9:00までに始まるところがほとんど。途中休憩もありますが、お昼を食べて午後3時ごろまで授業がある学校も少なくありません。

そして月曜から金曜日までフルタイムであるので結構がっつり勉強しているかんじです。また、授業の開始時間10分をすぎると教室に入れてくれないときもあり、結構厳しいです。

出席率が非常にシビア

学生ビザで滞在している以上、学校の出席率はとても重要。

大体の学校が入学当時から脅してきます。「80%を切るとイミグレーションに報告するからね!」というノーティス。もちろん毎日ちゃんと来ている人はあまり関係のない話のなのかもしれませんが、それでも80%ギリギリの人は結構多いものです。

ある学校では、95%、90%、85%…と出席率が小刻みに段階を踏んでメールで警告が来ました。「これ以上休んだら、警告がもっと厳しくなり、学校長と直接面談です!!」などと実際書いてあったり。笑
結構シビアにちょこちょこ来ていましたね笑(←わたしも出席ギリギリだったことあり…笑

専門学校の特徴

TAFE やカレッジの場合、語学学校とはまた違う緊張感がありこれまた面白い。

英語で専門分野を学ぶので、それなりの気合と根気と覚悟が必要な科目もあったりします。先にも書きましたが、それを乗り越えれば自分の目標としていた資格を取ることもできる。また、それで将来の仕事をゲットできたりするので、将来の可能性は広がると思います。

コースについて

パースにある専門学校のコースと東側では多少違うと思います。おそらく。

基本的な部分は似ているのかなぁ。有名なところで言うとクッカリー、エンジニア、ビューティー、チャイルドケア、ナーシング、ITなどなどですかね。サーティフィケーション(Certification)、ディプロマ(Diploma)、アドバンスディプロマ(Advanced Diploma)などと資格が異なってきます

リメディアルマッサージの場合はCertification Ⅳから始まって、Diplomaまで、TAFEやカレッジで学ぶことができます。

専門学校の体験談と実際に受けたクラスの内容

私はマッサージの学校しか行ったことがないので、その分野でしかわからないのですが、授業の内容はプラクティカル(practical)とセオリー(theory)と2種類に分かれています。

プラクティカルは実習で、おそらくどのコースにもあるのかな。ビジネスはあまりそう言うのはないと聞いたことがありますが…どうなんでしょう。

私のコースの場合は実際にhands-onをして練習する授業のこと。マッサージテーブルをだして2組のペアになって先生の監修の元、みんなで練習をします。

セオリーは机に向かってもくもくと授業を受ける。

最近ではコロナの影響もあり、オンラインの授業も増えてきました。オンラインでカバーができる内容は事前に、ビデオと教材がメールで送られてきて、テストもオンライン上で行う、と言った感じ。

資格の中には実際に、プラクティカルで授業を受けなければいけない科目もあったりします。そのため、全部がオンラインに移行できないのが現状。でも、語学学校のように、クラスで机に向かっている時間が少ないので飽きることなく受けられているのが楽しいところですね!

また同じカレッジの中でもいろいろなコースがあるので横のつながりができるのもおもしろいところ。私も同じ校舎で他のコースに友達がいますが、いろんな話をキャッチアップできるのはとても楽しいです!学校によってはコース関係なくアクティビティを設けているところもあるのでそう言うところで輪を広げられるのもいいところですね!

通っている生徒

通っている生徒はローカルとインターナショナルまぜこぜで受けるので、何よりも年齢層の幅が広い。ですが全体的にみると、語学学校よりは大人な感じがありますね。

生活も既に安定している人が多く、それぞれが各々生活を持っている人が多い印象。子供や家庭を持っている人も多いので会話の内容も必然的に、将来とか、家庭の話とかに偏ることも多々あります。

アフタースクールも、それぞれ自立しているので、結構あっさり。みんなすぐ帰るし、その後どこかに飲みにいく〜というのもあまりないのかな。みんなでご飯に行ったりするときは、あらかじめ日にちを決めてから会うことの方が多いように思います。(みんな予定があるんです)
でもみんな何かしら資格を手に入れたいと思うきっかけや目的があるので、みんなそれに向かって協力しながら頑張って行っています。

宿題の量、勉強の量はどのくらい?

アセスメントが大体1ヶ月に1回ほどある科目が多いです。

1ターム(約3ヶ月)で大体3〜4個の科目を学んでいくことが多いので、それに向けて勉強をしなくてはいけません。

学校にもよりますが、課題が多い時は一日3〜4時間の勉強時間でも足りない時もあります。

アセスメントがタームの最後にある場合はボリュームがとにかく大きい!!テスト直前までの何週間はずーーーっとアセスメントのことしか考えていないこともしばしば。チェックリストをつけないと追いつかないくらいになります(汗)この点が語学学校と違うところなのかなと。

と言うのもアセスメントを落としてしまうと、再テストを受けなければいけなく、またこのテストにお金がかかる場合があったりします。またさらに落としてしまうと卒業ができなくなるので、なかなかシビアなもの。なのでみんな必死に勉強するんですね笑

学校のスケジュール

学校のスケジュールは語学学校に比べるととてもゆるく、まず週に5日間学校に行くことはほとんどありません。

大体週3〜4日間で、たまに半日だけの日もあったりします。

開始時間は8:45〜9:00ぐらいまでで語学学校と比べるとすこーし遅め。終わる時間は遅くても4時くらいまでには全ての授業が終わります。

なので仕事との掛け持ちがとてもしやすく、勉強と経験を一緒に積んでいきたい人には専門学校はとてもいいと思います。

出席率は正直そこまで言われない

正直なところ、出席率に関してはそこまでガミガミ言われません。

というかもう大人だからわかるでしょ、出席していないと追いつかないよ、それでもいいのね、的な。ほぼ放置です。

といっても、やはり実際授業を1つ逃しただけで全くついていけなくなるので、もう必死。体調が悪いとかは別ですが、流石に語学学校のように休んでもぜーんぜん大丈夫!(大丈夫じゃないけど)、と言うわけにはいかないのが現状です。・・・ちゃんと学校にはいきましょう笑

【最後に】気になる料金は?最終的には自分のやりたいことをやるのが一番。

気になる料金を比較しようとしたのですが、学校やコースによって本当に様々なので。

・・・・比較ができませんでした。笑

私が過去に払ったもの参考になるのであれば、下にちらっと載せておきます。

・語学学校
約$450(週)× 自分の好きな週だけ
・専門学校
約$200(週)× コースが終了するまで(期間はコースによる)

また専門学校の場合は、永住者と留学生では値段が違うことが多いので、これもご自身で調べることをお勧めします。

この金額に加えて入学料や教材費などもかかってきますね。一概にどちらが安いとも言えないのが現状。大体は学校のHPに記載されているので、確認してみてください!!

といろんな比較をしてきましたが、一番いいのは自分のやりたいことを学ぶことなのかなと。やっぱり好きなや興味のあることだと、楽しく毎日学べるし何より続く分だけ身につくように感じます。たまにビザのためにどこかの学校に通う、という話を耳にしますが、私は興味のないことは本当に湿疹が出るくらい拒否反応ができるので、本当に尊敬します(ぺこり

せっかくオーストラリアにいるんだから英語を極めたい!というなら語学学校もありだと思うし、何か手に職を、と思ったら専門学校でもいいと思うし。
せっかくの日本と違う環境でいろんな人と出会えるチャンスでもあるので、いろんな経験ができたらいいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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