【からだのひとりごと】砂糖との向き合いかた | トビー日記

【からだのひとりごと】砂糖との向き合いかた

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体を構成していくうえで必要不可欠な栄養素、お砂糖

お菓子はもちろん、日本では和食の味付けには欠かせないお砂糖ですが、取りすぎるとちょっと厄介。
実は、危険な薬と同じくらい中毒レベルが高め。

私はお医者さんではないので、詳しいことは言えないし、わからないですが、あくまでも体験談。

今回は、砂糖とちゃんと共存していくために知っておきたいことやわたしが向き合うようになったはじまりからつぶやいていきます。

甘いものが日常にあったわたしが砂糖を真剣に考えるようになったきっかけ

いまでこそ、コントロールできてきたお砂糖。

数ヶ月前までのわたしは、いわゆる「砂糖がないと不安、イライラする」状態でした。
数年かかって、お砂糖に振り回されることなく生活できていて、やっと向き合えてきたな、と感じている今日この頃。

わたしは幼い頃から、甘いものが大好きでした。3時のおやつの時間はお母さんと必ずティータイム。
学校から帰ってきて、1日にあったことをお母さんとお喋りしながらおやつを食べる、が私の日課。
そしてそれがかけがえのない大好きな時間でもありました。
それからというもの、何かを終えて帰宅したら甘いものを食べるという「習慣」が身について、大学生、社会人になってもずっと続いていきました。

オーストラリアに来る前に日本で仕事をしていた時のこと。

3つ仕事を掛け持ちしていたこともあり、生活のリズムが崩れまくり。
それに加えてストレスも溜まって、まともにお休みも取れていない状態でした。
そんな疲労を紛らわせるかのように、日に日に増えていくお菓子の量

やめようとしても、口が脳が甘いものを欲していて、甘いものを食べ始めると満腹まで食べないと気が済まなくなっていました。でも、その後自分の食べた量に罪悪感を感じ、たまに嘔吐。
でも、また次の日になるとまた甘いものを欲しているの繰り返しの生活をしていました。
その当時は自分の置かれている状態が普通ではないことに気がついておらず、今考えれば少し過食症のようになっていたのかな。

仕事的に体を動かしていたし、さらにジムにも通っていました。だから体型もそこまで変化はないし、ぽっちゃり体型でもない。筋肉もそこそこあって、見た目は全く健康体だったように思います。

でも、こんな生活をしばらく続けていたある日、右脇腹の内部から激しい痛みが起こり、何も食べられなくなってしまいました。
固形物を食べるとたちまち痛みが増すので、お味噌汁などのスープと柔らかくしたバナナしか食べられず。。。そんな食生活を2週間ほど食べ続けていました。

でもしばらくしても治らないので、お休みの日をねらって病院にいき、調べてもらいました。
が、異常なし・・・

先生に今までの食事の量などを話したら、「少しずつでいいから量を減らしてね」と言われ、ここで自分の状態が普通ではなかったことを実感しました。

何をしても満足感がなく、甘いものを食べている時だけが唯一いろんなことを忘れられる時間

現実逃避の材料としてお菓子を使っていたからこそ、砂糖断ちをすることがすごく大変。
そして辛かったのを覚えています。

幸いなことに、その後すぐにオーストラリアに留学をすることになったので、いい区切りとなりました。
ここから砂糖への向き合いかたを真剣に考えるようになりました。

”食べたい”と思う、体が欲している原因と向き合う

オーストラリアに来て環境と生活がガラリと変わったことから、自分の今までの生活を見直すいい機会となりました。
そこから徐々に「自分がどういう時に食べたいと思うのか」「食べたいと思う原因は何なのか」を調べていくことにしました。

食べたいと思うトリガー(引き金)

私が感じた「お菓子を食べたい」と思わせる原因は以下の3つでした。

私の場合は、

1人でいるとき
仕事が終わったあと
スーパーで安売りをしているとき。

この3つ。

さすがに一度にカットするのは精神的にも辛いものがあるので、少しずつ減らしていく努力をしました。

まず1人でいるとき

理由としては、誰も見ていないからどのくらい食べているか非難されることがない。
シェアハウスで暮らすと必然的に1人でいることが、減ってくるのでいい解決方法かも。

仕事が終わったあとは、1日の開放感からついつい甘いものに手を伸ばしてしまいがち・・・。

それと1日あった嫌なことを忘れるいい解消方法ですが、これも歯止めが効かなくなるため危ないです。
なので、仕事がおわったあとは、すぐにご飯を作りはじめる、ぐだぐだする時間を無くす工夫をしました。

スーパーで安売りをしているときの対策方法は大変です。

普段よりも安く売っていると、たくさん買ってしまいがち。
わたしの経験からたくさん買った分、買いだめというのはなかなかできず

「買った分だけ食べてしまう→量を見てよけいに罪悪感に陥る」の悪循環になります。

なので、私がした解決策は、

栄養表示のSugarの欄をみて砂糖の含有量が20g以上のものは買わない

という決まりを作りました。

じつはこの20g。意外といい線引きなんです。
というのも、スーパーにいくとわかると思うのですが、チョコレート、キャラメルなどが含まれているお菓子って軽く20g超えるんです!

だから食べられるものがだいぶ限られてきますね。

これに関連して、自分でお菓子を作ったりして、自分の目でどのくらいの砂糖が入ると甘くなるのかを体感するのも効果的です。

グラム数で実際に目に見るとその量に恐怖を感じるのでおすすめです。

映画「あまくない砂糖のはなし」のおはなし

2014年に公開されたオーストラリア の映画です。

俳優のデイモン・ガモーが自ら手掛けた作品で、彼の体がどう変化していくのか、食べ物に隠されている砂糖の実態がポップに描かれています。

ここで言われている1 teaspoon(ティースプーン)は4gのこと。

ティースプーン40杯分の砂糖を60日間撮り続けました。

おもしろいなと思ったのが、「健康食品」「ヘルシー」「体にいい」と謳われている食べ物たちに含まれている砂糖の量に着目したところ。

例えば、低脂肪ヨーグルト、シリアル、ジュース、プロテインバーとか。
体にいいと思って食べていた食べ物には、むしろ通常のものよりもはるかに多く砂糖が含まれているという点。

この実験で彼は、甘い食べ物と知られている、チョコレートやアイスなど食べずに、普段の日常に隠されている砂糖の量に焦点を当てています。

「1回の朝ごはんに含まれる砂糖の量は?」
「砂糖の種類は?」
「体の中でどう分解される?」

などの疑問をポップに面白くわかりやすく解説しています。

実験を続けていくうちに、日々の彼の気分にアップダウンがあることが挙げられていました。
これは砂糖を摂取して起こる、血糖値とインスリンとアドレナリンのバランスなどによるもの。
これを見て自分の体験と重なる部分があってちょっと衝撃でした。

過食気味になっていた時は、やはり気持ちのアップダウンが激しくて、ムードスウィングが辛かったです。さっきまでやる気だったのに、いきなりやる気がなくなったり、朝起きるのが辛かったり。

エビデンスベースで言われると納得でした・・・

その他にもノーザンテリトリーで暮らすアボリジニにも取材をし、その土地にはもともとなかった「作られた砂糖」と暮らす人々への教育など、についても語っています。

日本でも「糖質オフ」「砂糖不使用」「カロリーオフ」などの言葉がパッケージをよく見かけますよね。

でもカロリーオフだけど、なんでカロリーオフにできたの?

砂糖不使用だけど、甘いのはなんで?

そんなことを考えるきっかけになったこの映画。
なんでカロリーオフなのに、同じ値段で提供されている(提供できている)ことに疑問を持つことから始めたいものです。

バランスの取れた付き合いかたができたらいいね

食べ物が自分の身体的、精神的健康に影響を及ぼすのかということがすごく身を持って体験しました。

だからといって、甘いものが全部悪い!というわけではなく、過剰がよくないわけで。

うまく付き合っていくぶんにはすごく素敵なことだと思っています。

だからいまでもアイスクリームも食べるし、時間があればお菓子を自分で作ったりして楽しんでいます。
全部をいきなり排除するのは難しいし、体にもいいことだとは思わないので。少しずつ自分を知っていくことが大切なのかなと思いました。

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