みなさん、パスタってどうやって選んでいますか?
パスタの種類をちゃんと知る前はスパゲッティ一択!だったのですが、実はパスタにもいろいろな形と使い方があるんです!
今日は、オーストラリアで買えるパスタの種類&使い方をシェアしていきます!
わたしのパートナー(イタリア北部出身)からの直伝!
彼曰く、イタリアの中でも北部と南部で用途に差があるらしい!(日本でも味噌が違うように)ので、彼の出身北部に寄りに書いています!
スーパーで迷った時は、この記事を参考程度にしていただけると嬉しいです!
- 【これなに?】「No」って何?
- 【黄色?小麦色?】パスタはパスタでも製造方法で色が変わる
- ロングパスタ〜Long Pasta〜
- ショートパスタ〜Short Pasta〜
- Penne Lisce(ペンネ リッシェ)
- Penne Rigate(リガーテ)
- Elicoidali(エリコイダーリ)
- 【!我が家の常備パスタ!】Rigatoni(リガトーニ)
- Pennoni(ペンノーニ)
- Chifferi Rigati(キッフェリ リガーティ)
- Abissine Rigate(アビッスィーネ リガーテ)
- Orecchiette(オレキエッテ)
- Fusilli(フズィリ)
- Fusilli Corti Bucati(フズィリ ブカーティ)
- Risoni(リゾーニ)
- Rotelle / Ruote(ルオーテ)
- Farfalle(ファルファッレ)
- Mafalde Corte/Mafaldine(マッファルデ コルテ/マファルディーネ)
- Macaroni(マカロニ)
- Succhietti(スッキエッティ)
- Stelline(ステッリーネ)
- その他のパスタ
【これなに?】「No」って何?
日本だと、パスタに茹で時間8分!とか書いてるので、それで大体の麺の太さを測っていたわたし。
英語表記で細かい英語を見るのもなんかよくわからないので、パッケージを見てみると、「No」って書いてある・・・
彼に聞いてみると、この番号は麺の太さの目安だとのこと。
というのもメーカー側がパスタの形やサイズを区別するためのものでもあるらしい。
なので、同じ「No 12」でもメーカーによって、サイズが違う場合もあります。
でも基本的に、数が大きくなればなるほど麺が太いということです。
この「No」が我々の役に立つ時はレシピを読む時。
とても明確に「このメーカーの「No」パスタ!」と書いてある場合は、それで番号を目印に探すといいでしょう。
【黄色?小麦色?】パスタはパスタでも製造方法で色が変わる
この2つのパスタ、色が違いますよね?
よくみると下の方に書いてある「CLASSICA」「BRONZO」という言葉。
これ、実は製造方法が違うので、色が違います。
・CLASSICA→ 黄色いのが特徴。パスタを作る過程で、素早く乾燥させて機械によって生成される。機械によって作られるので、たくさん効率的に生産されるため、値段もBronzoに比べると安め。
・BRONZO→ Classicaに比べると白いのが特徴。古くからの製造過程を保っているため、ゆっくり時間をかけて乾燥させることで白くなる。味はClassicaよりも美味しい。工程に時間がかかるためClassicaに比べると高い。
うちで買うのは基本的にはBronzoなのですが、どうしても店頭にないときがあってClassicaを試したことがありました。比較すると、やはり味や食感が全然違いました!やはりBronzoの方が好きかなーと思ったり。
パスタはパスタでも、本当にいろんな種類があります。いろいろ食べ比べた中でお気に入りを見つけたいところ!
さて、ここからは本題のパスタの種類についてみていきます。形によって分けてみたので、参考になれば嬉しいです!
ロングパスタ〜Long Pasta〜
Spaghetti (スパゲッティ)
パスタといえば!
「スパゲッティ」!
・表記は「No5」が多い
・一番ベーシックなパスタ
・茹で時間は9分(乾燥パスタの場合)
・どんなソースにも絡んでおいしい!
そんな王道のパスタです。
一般的なスパゲッティはNo 5であることが多く、超王道のパスタです。(写真はNo 15)
細長いので、いろんなソースと相性が良いです。トマトソース、チーズベース、オイルにも合いますね!
わたしのパートナーは、このColesのブランドがお気に入り。
もちろんMolisana(パスタの会社)でもいいのですが、このOrganic Spaghettiはもちもち感が似ているらしく、値段もそこまで高くないのでオススメらしいです。
日本から来たばかりのときは、一番安いブランドのパスタを食べていました。でもやはりこの美味しいスパゲッティのブランドに慣れてしまうと、安いものには戻れません笑
うちで購入するパスタは、Molisanaか、このColesの Organicスパゲッティの2択です。
Spaghettini (スパゲッティーニ)
・表記は「No3」が多い
・スパゲッティより細め
・茹で時間は5分(乾燥パスタの場合)
・スパゲッティ同様、どんなソースにも絡んでおいしい!
「No3」と表記がされているのものが多く、先ほどのスパゲッティよりも細いのが特徴です。
うちでは茹で時間はあまり測らないのですが。
パッケージをみると、先ほどのスパゲッティが9分なの対して、スパゲッティーニの場合は5分程なのが多いです。
スパゲッティと比べるとと茹で時間も短くなりますね。細いと言ってもエンジェルヘア(後ほど記載!)ほど、細くはありません。
Spaghettoni(スパゲットーニ)
・表記は「No7」が多い
・スパゲッティ・スパゲッティーニより太め
・茹で時間は11分(乾燥パスタの場合)
・スパゲッティ同様、どんなソースにもよく合う
スパゲッティよりも太く、番号で言うとNo 7と書いてあります。
茹で時間は11分。スパゲッティ・スパゲッティーニと比べると一番太いので、茹で時間も必然的に長くなります。太さが違うので食べ応えがあります。その分、他のパスタ同様に分量を測ってしまうとお腹いっぱいになってしまうので注意笑(←経験済み)
日本で食べたジェノヴェーゼのパスタ。
東京・西荻窪にある「CM2 MAKERS TOKYO」というパスタ屋さん。
麺も乾麺か生麺か選ぶことができ、私は生麺にしました。このジェノヴェーゼのパスタも美味しかった涙(もう一回食べたい)お店で食べるジェノヴェーゼの味ってぼんやりしているものが多い印象なんですが、ここのパスタは違いました。バジルの味がしっかりしていてとても濃厚。他の常連さんぽい人もこのジェノヴェーゼパスタを頼んでいたので、とても人気なメニューだったのかもしれません^^
Linguine(リングイネ)
・平たく細長いのが特徴
・スパゲッティより幅が広く、大体4mmくらい
・茹で時間は8〜12分ほど(乾燥パスタの場合)
・クリームやチーズ系のソースとよく絡む
・バジルペストとの相性抜群
リングイネは日本でもよく耳にするパスタですね。スパゲッティより幅が広いのですが、フェットゥチーネやタリアテッレよりは幅が狭いです。
クリーム系ソースとの相性がいいですが、個人的に好きなのはジェノヴェーゼソース(バジルペスト)と一緒に食べるのが好きです。
Tagliolini(タリオリーニ)
・平たく細長いのが特徴
・幅は大体2〜3mmでタリアテッレよりも細め
・主に生パスタとして使用される
・軽めのクリームやシーフードとよく合う
大体2〜3 mmくらいの幅でリングイネよりタリアテッレよりも細いのが特徴。タリオリーニはタリアテッレに比べると、軽めのソースがピッタリです。
バター・クリーム・チーズを使ったシンプルなソースから、シーフードを使ったトマトベースやトリュフオイルにもよく合います。
Tagliatelle(タリアテッレ)
・平たくリボンの様に細長い
・大体6〜8mmくらい
・フェットチーネよりも細め
・ボロネーゼなどののミートソースやクリームソースと相性抜群
・生パスタと乾燥パスタどちらも利用される
パースのFremantle にあるVin Populiというレストラン。
そこにあるTagliatelle Osspbuco(タリアテッレ オソブッコ)というパスタを以前食べたことがあります。オソブッコというのは、子牛のすねの骨髄を煮込んだ郷土料理。
初めて食べましたが、これが美味しかった!!
タリアテッレとよくあって、味も上品で濃厚。
パースのイタリアンレストランで食べたパスタの中で、一番美味しかったです。(かなりおすすめ!
Fettuccine(フェットゥチーネ)
・幅広のリボン状のパスタ
・タリアテッレとよく似ていますが、6〜12mmと幅が様々
・茹で時間は8〜12分(乾燥パスタの場合)
・濃厚なソースとよく合う
・「おもてなしパスタ」と呼ばれる
平たい長い麺。リボンの様な形をしていて幅広なパスタです。
「おもてなしパスタ」らしく、うちではあまり買うことはありません笑
クリームソースやラグー(肉のソース)とよく絡みます。もちろんトマトベースでも合いますが、どちらかというと濃厚なクリーム系がより合うようです。
「Fettuccine」はイタリア語で「小さなリボン」という意味。リボンのような形状から名前が付けられたそう!
Bucatini(ブッカティーニ)
・スパゲッティの様だけど実は穴が空いている
・スパゲッティより太めで、大体3mmくらい
・茹で時間は9〜12分(乾燥パスタの場合)
・トマトソースやミートソースとよく合う
「Bucati」や「Tubular Spaghetti」とも表記されることもあります。
「Bucati」は、イタリア語で「hole(穴)」という意味。
見た目はスパゲッティですが、よく見ると実は穴が空いています。穴の中にソースが入ることで、麺に味が馴染みやすくなるのが特徴です。
「アマトリチャーナ」といパスタを聞いたことありませんか?ぶた肉とトマト・チーズを使ったソースで和えた料理。このソースによく会うのが、このBucatiniなんです。
Angel Hair Pasta/Capellini(カッペリーニ)
・どのパスタよりも細いのが特徴
・細さは大体0.85〜1mmくらい
・茹で時間は2〜3分ほど
・軽くてシンプルソースやスープと相性がいい
英語名で「エンジェルヘア」と呼ばれているこのパスタ。とても細いパスタなので、茹ですぎない様に注意が必要です。
オリーブオイルやレモンバターなどを使ったシンプルなソースによく合います。夏には冷製パスタにも使われることが多いそう!
ショートパスタ〜Short Pasta〜
Penne Lisce(ペンネ リッシェ)
・小さく斜めにカットされた形が特徴
・Reigateと比べると、表面が滑らか
・クリームやチーズ系からトマトソースまで、どんなソースともよく絡む
筒状のショートパスタで、斜めにカットされています。
肉や野菜の入ったソースとよく絡みますが、基本的に何でも合います。
みんなが「ペンネ、ペンネ」といっているのは、このパスタであることが多いです。
Penne Rigate(リガーテ)
・筒状の短いパスタ
・Lisceと似ているが、表面の溝がはっきりしている
・普通のパスタだけでなくオーブン料理でも相性抜群
筒状の短いパスタです。斜めにカットされているのが特徴。Penne Rigatiと表記されているものもあります。
パスタの側面にギザギザの溝があるので、ソースがよく絡みます。
トマト系からクリーム系までなんでもOK。
シチューやミートソース、クリームソースなど、さまざまなソースとよく合います。また、オーブン料理や焼きパスタのレシピにもよく使われます。
Elicoidali(エリコイダーリ)
・切り口がまっすぐにカットされて、細長いのが特徴
・Rigatoni に比べると細長く若干カーブされている
・濃厚なソースとの相性がいい
ペンネとリガトーニの中間にあたるのが、このエリコイダーリ。ペンネと違い、切り口の断面が真っ直ぐなのが特徴。
リガトーニに比べると細く、すこしだけカーブされています。
リガトーニやペンネの代用として使っても可能!
【!我が家の常備パスタ!】Rigatoni(リガトーニ)
・我が家はもっぱらリガトーニ
・ペンネより幅が広く食べ応えがある
・トマトベースが基本だが、チーズやクリーム系など、どんなソースにもよく合う
\我が家のイチオシ常備パスタ/
少し大きめの筒状のパスタで、並行にカットされているのが特徴。う
ちはこのパスタをかなり使っていて、スパゲッティが家にない時にこのパスタを使います。(現在のストック5袋!!!!笑)
先ほどのペンネ同様、ソースがよく絡むのでスパゲッティの次に万能なパスタです。
我が家でよく作るベーコンとトマトのパスタ。
たまたま家にバジルがあったので、ちょこんと乗せてみました。トマトソースだけでなく、カルボナーラはもちろん、ベジルペストのソースでもよく合います!
\【イタリア人直伝】クリームのいらない、材料3つだけのカルボナーラの作り方/
Pennoni(ペンノーニ)
・ペンネの大きいバージョン
・大きさはリガトーニと同じくらいですが、断面が斜めに切られているのが特徴
・パスタ自体に厚みがあるので、食べ応えがある
・どんなソースにもよく合う
最近スーパーであまり見かけなくなってしまったペンノーニ。
一時期はリガトーニよりもこのパスタの方が店頭に並んでいたのですが、最近ではめっきりいなくなってしまいました。
写真は、我が家で作ったサーモンとレモンのパスタ。これはクリーム+トマトベースを合わせたものですがリガトーニ同様どんなパスタでも合います。
Chifferi Rigati(キッフェリ リガーティ)
・Elbow(エルボー)マカロニとも呼ばれる
・表面に溝があることでソースがよく絡むのが特徴です。
・茹で時間は8〜10分程度(乾燥パスタの場合)
・どんなソースにもよく合いますが、チーズ系のソース、ミネストローネスープにもよくあります。
小さくてコロコロしているこのパスタ。「C」に似ている形をしていることから「エルボーマカロニ」とも呼ばれます。
マカロニという名前がついていることもあり、チーズとの相性が抜群。またスープにいれて食されることも多くあります。
Abissine Rigate(アビッスィーネ リガーテ)
・貝の様な形をしているパスタ
・ポケット状になっており、表面にはギザギザの溝がある
・ミートソース、トマトソースを初め、焼きパスタやグラタンにもOK
スープから普通のパスタまで使い勝手がいいことから、人気のパスタです。
ミートソースやトマトソースだけでなく、グラタンにマカロニの代わりにしてもOK。
パスタサラダとして使ってもよく合います。
Orecchiette(オレキエッテ)
・イタリアでは手で作られるのが一般的
・小さな耳のような形をしてるパスタ
・真ん中が少しくぼんでいるのが特徴
・厚みがあるので、しっかりと調理されることが多い
通常のパスタは卵が使われることが多いのですが、このパスタは卵が使われていないことが多いです。そのため、他のパスタとは違った食感と味を楽しむことができます。
イタリアの家庭では、オレキエッテと豆や野菜を使った家庭料理があります。日本ではこの組み合わせはあまりないですよね!
Fusilli(フズィリ)
・「スパイラルパスタ」と呼ばれることも多い
・しっかりとしたコシがあって食べ応えがある
・普通のパスタだけでなく、野菜やシーフードと合わせて冷製パスタとして食べられることも多い
くるくるとカールされているのがこのフズィリ。
螺旋状になっていることで、ソースがしっかり絡むのが特徴です。冷製パスタとしても人気のあるのがいいですね。
この写真は日本のイタリアンレストランでいただいたもの。
駒澤大学駅(東京)にあるNapolistacaというピザ屋さんでいただいたパスタ。 パスタは螺旋の幅が狭いですが、しっかりと食べ応えがあり、きのことの相性もよくとても美味しかったのを覚えています。
Fusilli Corti Bucati(フズィリ ブカーティ)
・Fusilliの短くカットされたバージョン
・パスタに穴が空いている
・螺旋状とBucatiの独特な形のため、濃厚なソースがよく絡みます。
くるくるとカールしているパスタ。
スパゲッティのBucati同様にパスタに穴が空いていることで、しっかりと満足感があります。
Risoni(リゾーニ)
・お米の形をしたパスタ(お米ではない!)
・小さくて薄く仕上がっているので、スープやサラダに適している
・茹で時間は7〜10分ほど
・リゾットやグラタンにもOK!
お米の形をしているパスタ。
スープとの相性がとてもよく、ミネストローネに入れることも少なくありません。サラダにリゾーニと野菜やチーズを足して、ドレッシングで食べるとしっかりとした満足感のある一品になります。
お米の形をしていることから、リゾット風のように使うこともできます。
Rotelle / Ruote(ルオーテ)
・ころころとした車輪の形をしているのが特徴
・他のパスタ同様に使うことができる
・茹で時間は8〜12分。しっかりとした形なので、少し茹で時間が長くなることも
・見た目が可愛いので、子どもにも人気なパスタです
車輪のような形をしているパスタ。小さくてかわいいコロコロしているのが特徴です。
形がしっかりしているので、しっかり茹でた方がいいとのこと。そのため表記よりも少し長く調理しなければいけないかもしれません。
形が可愛いので、子どもさんやパーティにもってこい!
どんなソースにもよく合い、普通にスーパーでも見かけるので、試してみてね!
Farfalle(ファルファッレ)
・蝶々の形をしているパスタ
・外側は薄っぺらいが、中央は厚みがあるので、噛みごたえがある
・形状が異なるので均一に茹でることが難しいと言われている
・クリーム・トマト・ペストなど、どんなソースでも相性が良い
・パーティに使われることも多い
蝶の形をしたパスタ。
クリームソースや冷製パスタサラダに使われることが多いです。見た目が可愛いので、ルオーテ同様、パーティで使われることも少なくありません。
「Farfalle」はイタリア語で、蝶々を意味します。
Mafalde Corte/Mafaldine(マッファルデ コルテ/マファルディーネ)
・うねうねとしている幅広のパスタ
・短いものと長いものがある。
・よくソースと絡みやすい形状をしているので濃厚なソースとよく合う
Mafaldeはイタリアの王女日南で名付けられたと言われています。
波打つ形状のパスタなので、波と波の間にソースがよく絡みます。グラタンやオーブン料理にも適しています。
Macaroni(マカロニ)
・小さな筒状でしっかりとしているパスタ
・「C」字形をしている
・乾燥パスタが一般的
・クリームソースとよく合うパスタ
小さな曲がった筒状のパスタ。
チーズソースやサラダによく使われます。
ちなみにオーストラリアではMccain cheese(マッカンチーズ)がよく料理として出されますが、イタリアには存在しません。
Succhietti(スッキエッティ)
・マカロニよりも短く太めのパスタ
・中は空洞になっていて、細かい溝が入っていることがある
・茹で時間は8〜12分ほど
・ソースがよく絡むことがから、スープにも使用されることがある
「Succhietti」とは「吸い込み口」という意味からきたもの。これはパスタの形が液体をしっかり吸い込むことから名付けられたという。
マカロニ同様、サラダと一緒に食べてもよし、マカロニの代用として使っても良しです!
Stelline(ステッリーネ)
・星形をした小さなパスタ
・サイズがとても小さく、数ミリ程度
・茹で時間は4〜6分ほど
・スープに使われることが多い
スーパーでたまたま見つけた、このパスタ!
小さくて可愛くて思わず買ってしまいそうになりました!笑 写真では少し見づらいのですが、一つ一つが星の形をしています。大体直径は数ミリ程度。
ミネストローネなどのスープに入れて楽しむことが多いようです。お子さん向けにもいいですね。
その他のパスタ
Ravioli(ラビオリ)
・薄いパスタ生地の中に詰め物が入っている
・形は四角形や三角、丸型などさまざま
・イタリアでは手作りされることも多いくらい作るのが簡単
ラビオリは沸騰したお湯の中で数秒茹でてソースとあえるだけなので、簡単かつ手軽に作られるので有名です。
ラビオリの具で有名なものは、リコッタチーズ、ほうれん草、肉、キノコ、カボチャ、またはその他の野菜やハーブなどが挙げられます。茹でたラビオリをソースで和えても良いですが、バターをフライパンで溶かして、ラビオリと一緒に少しあえるのも美味しいです。
Tortellini(トルテリーニ)
・ラビオリと似ているが、小さなリングの様な形をしている
・詰め物は、さまざまだが野菜が中心であることが多い
・通常はブロスで茹でられて、そのままスープとして出されるが、クリームやトマトソースで和えられることもある
詰め物をしたリング状のパスタ。
中央に詰め物があって、両端がくるんと巻かれていてリング状になっています。
スープやクリームソースで提供されることが多いのが特徴です。
我が家ではこのブランドの、ほうれん草とリコッタのトルテリーニを買うことが多いです。他のブランドのものも試しましたが、このほうれん草とリコッタが一番味がしっかりしていて美味しいです。
先ほどのラビオリ同様、茹でたらバターでさっと炒めると、風味が増してさらに美味しいです!
Gnocchi(ニョッキ)
・ポテトで作られていて、小さな楕円形や丸い形をしているのが特徴
・表面に線を入れて溝をつけることで、ソースがよく絡むようになっている
・パスタよりもちもちしている
・トマトソースをはじめ、チーズべースにもよく合います
じゃがいもが使用されているので、ふっくらもちもちした食感が楽しめます。
パスタと比べるとお腹に溜まりやすいです。
じゃがいもの他にもカボチャやほうれん草、ビーツを使ったのものありバラエティがあります。
スーパーではパックになって売られていることが多いですが、家でも簡単につくることができるので、イタリアでは簡単な家庭料理として親しまれています。
Lasagne(ラザニア)
・平たいパスタシート
・ベシャマルソース(ホワイトソース)とミートソースで層を作りオーブンで調理される
平たい長方形のシート状のパスタ。
層にして焼く料理に使われます。
ミートソースは牛ひき肉とトマトベースで作られ、ベシャマルソースはバター・牛乳・小麦粉を使って作られるシンプルなソースです。
パスタシートの代わりに、ナスやズッキーニなどの野菜を使ったラザニアもあります。
Tricolore(トリコローレ)
・トリコローレはイタリア語で「3色」を意味する
・3色のパスタを組み合わせたもの
・視覚的に美しいパスタ
・トマトやペストソース、クリームなど
イタリアの国旗を象徴とする「赤」「緑」「白」この3色を反映した綺麗なパスタです。
「赤」はトマト、「緑」はほうれん草やバジル、「白」はプレーンなパスタ。
これらが練り込まれて作られたのがトリコローレパスタです。
Cannelloni(カンネローニ)
・大きな筒状のパスタで直径は約2〜3センチほど
・パスタの中に詰め物を入れて、オーブンで調理することが一般的
・詰め物はリコッタチーズ、ほうれん草、ひき肉、鶏肉、シーフードなど
詰め物を入れた後、クリームを敷いてオーブンで調理します。
ラザニアの様にベシャマルソース(ホワイトソース)とチーズをかけて焼くこともあります。
うちの彼も以前、リコッタチーズとほうれん草のクリームを中に入れてオーブンで作ってくれました。
あまりレストランでは見かけない?ような印象ですが、イタリアの家庭料理として一般的です。
Conchiglioni(コンキリィオーニ)
・大きな貝殻の様なパスタ
・中には詰め物を入れて、Cannelloniのようにオーブンで焼く
・詰め物は肉系やシーフード、チーズ、ほうれん草などをいれる
大きな耳のような、貝殻のような形をしたパスタ。
Cannelloniのようにオーブンで焼いて調理されることで、パスタが柔らかくなりソースが染み込みます。ソースはトマトやクリーム系が一般的。形がユニークなので、パーティにも出されやすい一品です。
いかがでしたか?
うちでは週の半分くらいがパスタなのですが、そんなイタリア人が家庭でも作れるパスタレシピも今後紹介していきたいと思っています。
かなり長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました^^