恥ずかしながらわたくし・・・生まれて約30年、運転したことがありません。
というのも、日本にいた時も東京での生活がほとんどだったので電車とバスで十分でした。
でもオーストラリア・パースは、なかなかそういうわけにもいかないのが現実。
次のバスまで30分後、車なら15分で行けるところも、バス電車で1時間!なんてこともよくあります。学生時代はそれでもよかったんですが(学割あるし)、今となってはやはり車があった方が何かと便利。
そこでこの地に長く住んでいく準備として、いちからオーストラリアで運転免許を取ることにしました!(取得過程中!) →\2024年取得!!/
なかなか実際に取っている人も少なそうなので、
どんな感じのプロセスなのか、かかる費用、どのくらいで取れるのか、見ていきたいと思います!
オーストラリアと一言にいっても州ごとに、取得の過程や費用、運転のルールなどが異なります。 今回は、私がいるWA州(西オーストラリア州)を限定として話をすすめていきますね。
\あわせておすすめ!/
【この記事はこんな方へ!】
・日本で免許取ったけれど、オーストラリアの運転に自信がない・・・という方
・オーストラリアで永住に向けて免許を取りたい方
・お子さんが免許を取れる年齢になってきた方
オーストラリアの運転免許取得システム
オーストラリアの免許システムは日本と順番が違う(らしい!)
段階で言うと・・・
- STEP 1筆記テスト(Therory test)を受ける
- STEP 2Lプレート(Learner)ゲット!(←いまここ)
50時間の練習と最低6ヶ月運転練習をする - STEP 3ハザードテストを受ける(実技テストの前に)
- STEP 4実技テスト(Practical Driving Assessment)を受ける
実際に路上で試験!
- STEP 5赤のPプレート(Provisional)で運転をする
6ヶ月間、運転する
- STEP 6緑のPプレート(Provisional)で運転する
もういいよ、というメールが来るまで運転する
そして、やっと!
\Fully Licensed/
となります。
【プレートって何? という方へ】
オーストラリアには、黄色の「L」プレート、赤い「P」プレート、緑の「P」プレートがあるんですが。
路上で走っている車を見たことがありませんか?
「L」プレートは本当の初心者。まず右も左もわからない人がつけるプレートです。
その後試験に合格すると、赤の「P」プレートを付けて、普通に運転ができます。(運転できる時間制限あり)
その期間が終わると緑の「P」プレートに移行して運転に慣れていきます。実技テストが終わればその後は特にテスト的なものはないと聞いているので、日本の免許取得過程と比べるととてもゆるいですね(怖
ここで日本の免許取得システムに慣れている方は、「あれ?免許持ってないのに路上走るの?」って思う方がいるかもしれませんが、
そうなんです。
オーストラリアには教習所はないんです。
なので、筆記テストが合格したら、実際に路上に出て運転の練習をします。(なんと恐ろしい!)
この時に、必ず免許を持っている人(免許取得後2年以上経っている人)を隣に乗せないといけないのがルールです。
また25歳以下の方は、Lプレートで50時間、様々なコンディション(暗くなってから、雨の日など)での練習が必須となってきます。逆にいうと、25歳以上(わたし)は50時間の義務はないのですが、要は自分で管理して練習をしないといけないんですね。筆記テストに合格してから6ヶ月後にハザードテストと実技試験が受けられるようになります。
またLプレートでは運転の制限(夜中は運転しちゃダメなど)やデメリットの点数なども厳しくなっているので、それに従いながら練習していくことになります。
免許を取るためにまず初めにすること
日本で免許をすでに持っている方は、きっと書きかえで良いと思うのですが。
わたしのように日本でも免許を持っていない方は、
まずはLearner’s permit(ラーナーズパーミット:Lプレート)をゲットするところから始まります。
筆記試験の勉強をしよう
Learner’s permitを取得するためには、筆記試験に合格する必要があります。
このサイトに載っているサンプルクイズを練習します。
同じような質問が何回もでてくることも笑
実際のテストでは、大体このサンプルに似ている問題が出ることが多いよう・・・笑
Driver and Vehicle Services Centre にいくと、実際にこんな感じのハンドブックが置いてあるので無料でもらうこともできますよ!(上のサイトのものと同じもの)
私はハンドブックを一通り読んで、サンプルテストも何回も解いて1回で合格しました!
運転時や車の専門英語が出てきたりするので意味を調べながら、読んでいくと自分の知識となります^^
身分証明書を準備しよう
筆記テストの準備ができたら、身分証明書の準備をします。
Driver’s license application フォームに記入をします。(driving centreにも置いてあります。)
次に、自分の身分証明書を準備します。
わたしは、過去にWA Photo cardを作ったことがありました。 そのため、今回のLearner’s permitの申請は、Photo cardと上のapplicationフォーム・メディケアカードを持っていけば大丈夫でした。
Photo cardを作ったことがない方は、これ(↓)を参考に自分の身分証明書をいくつか組み合わせて持っていきます。
実際に試験を受けにいこう
Driving centreについたら、受付をしてお金を払います。
筆記テストは $20.40(2022年9月現在)
落ちてしまったらResit(再テスト代)$16.90
コンピューター上で行われ、ヘッドホンをしてテストを受けます。
テストを受け終わったらすぐに結果が表示されるため、その場で合否がわかる仕組みです。
その後受付に行き、自分が合格していたかを伝えます。
受付番号がもらえるのでその後は窓口で、次の実技試験までの流れを説明されます。
それと同時に、ここで次のテストのお金を支払います。(なんと前払い制 笑)
ハザードテスト($26.80)+実技試験・申請代($126.10)の合計金額
を払います。
その後、郵送でLearner’s permitの免許証が送られてくるので、早速練習ができます!
(大体1週間くらいでカードが到着しました!)
おそらくですが・・・12時過ぎはスタッフさんたちがお昼休憩に行っているのでカウンターが数個しか空いていなかったりして、かなり待たされます!筆記テストは予約不要なので、このお昼の時間帯を避けた方がスムーズにいくと思います!!
免許が取れるまでの期間と費用をみてみよう!
日本だと免許合宿で取ると早くて2週間くらい?ですね。
だいぶ早く取れますよね。 でもその分、金額が高くて20万〜30万くらいするのではないでしょうか。
先ほども触れましたが、オーストラリアの免許システムは日本とかなり違っているので・・・。
結論から言うと、一から取る場合(バイクや車など何の免許を持っていない人)は、最低でも合計3年ほどかかるとのこと。
詳細は以下の通り。
L プレート → 最低6ヶ月
赤 Pプレート → 6ヶ月
緑 Pプレート → 18ヶ月(と聞いていたけれど、WEBサイトから記載がなくなっていたので実際のところは不明)
なので、合計で3年なのですね。
最後の緑 Pプレートは、友達から聞いたり以前のサイトの表記だと18ヶ月と書いてあったのですが。
最近見返したところ、「コンプリートする頃になったらメールが来る」という表記に変わっていたので、本当のところはどのくらいかかるか不明です・・・。
先ほどのライセンスシステム状、一つ一つのプロセスに時間がかかるようになっています。
また、合計でかかる金額は、テストを1回も落とさなければ合計で約$200 以下で取ることができます。
ただこれはテスト代だけなので。これに個人レッスンを受けたり(大体みんな1回は受けている)、一度落ちてしまったりするとResit代でまた余計にとられたりするので。
かかる金額は本当に人それぞれかと思います。
またさらに、ここからRegoとかその他諸々かかる思うので、あくまでもテストだけ、ということだけ認識しておいてください。
わたしもまさに運転練習中!笑
30歳過ぎてなんかなぁ・・・なんでもっと若いときにやらなかったんだ、って感じなんですが。笑
わたしも彼の車を借りて、運転の練習をしています。
まだ Lプレートになってから半年経っていないので、実技は受けられないのですが頑張って練習中です。
まずはじめは、大きな駐車場から初めて、
彼(運転歴20年以上のベテラン!)を隣に乗せて、カーブとか、駐車とか、練習をしています。
ハザードテストと実技試験を受けて、めでたくPプレートになったら、またご報告したいと思います笑
最後まで読んでいただきありがとうございましたー!一緒に頑張りましょー