クリスマスから5日間、車中泊の旅にでました!
目的地は西オーストラリアのエスペランス!
今までキャンパーバンは借りたことあるけど、車中泊は初めて!
わたし達はテントは張らず、4WDの車の中で寝泊まりしました。
クリスマスホリデー真っ盛りの今回のキャンプ。
食費、ガソリン代、宿代全て含め、5日間で2人500ドルしかかからなかった、今回の私たち!笑
車中泊は節約にもなりますが、それなりに制限があるのも事実。
たくさん調べていきましたが、なかなかうまくいかないのが旅の醍醐味!今日は5日間体験してを中心に、思ったことや気をつけた方がいいことをつぶやいていきます!
オーストラリアでキャンプに行くなら絶対持っておきたいこのアプリ
WikiCamps Australia
WikiCamps pty ltd¥1,000posted withアプリーチ
Wikicampは、パブリックトイレの場所をはじめ、シャワー、ダンプステーション、キャンプグランド、観光地などを検索できるアプリです。
\1回購入でずっと使える優れもの!/
私は2年前に$7で購入しましたが、今は$9.99!
この2年で約3ドルも値上げしている!!笑 なのでこれ以上値段が上がる前に購入しておくことをオススメします。
このアプリではみんなのレビューも見ることができるので、「ここは汚かった」「トイレが使えなかった」「クローズしている」などと最新の情報をゲットすることができます。特に郊外にいくと電波もないし、人もいないし、Googleマップも使えないしで困ることが多々あります。
そんな時にWikicampのオフライン機能が最強!オフラインでも大体の情報はゲットできるのでとても重宝します。
ブッシュファイヤーの情報を常に確認しておく
夏のオーストラリアは乾燥し、Bush Fire(ブッシュファイヤー)が起こりやすくなります。
昨日までなんともなかったところがいきなりブッシュファイヤーになってしまう、なんてことも日常茶飯事。
どこで起こっているかを調べて、道が封鎖されていないか、自分が今向かうところはちゃんと観光できる場所なのかを調べておくことが大切です。
特に夏の時期のオーストラリアは乾燥しています。メトロエリアはまだ良いですが、内陸に行くとすぐに気温が上がってしまい簡単に40度超えてしまいます。
風の強さや向きによっても、あっという間に火が燃え広がってしまう可能性もあります。その日の天候によってブッシュファイヤーが新しく発生したり、また別のところに移動したりと状況は変わってきます。そのため公式のウェブサイトをチェックすることをオススメします。
以前にもブッシュファイヤーで燃え広がってしまって、行こうとしていた道路が通れなくなってしまったこともあります。道路を走っていると、火が回ってしまったであろう黒焦げの森林を目の当たりにすることもよくあること。
黒焦げになった場所をみるとやはり心が痛みます。どのくらいの動物と植物がダメージを受けたのだろうと考えると居た堪れません。そしてしばらく日時が経った後に同じ道を走って、少しずつ元気を取り戻している木々を見ると自然のパワーを感じます。
ブッシュファイヤーの原因はこのように書いてあります。
High temperatures
https://knowledge.aidr.org.au/resources/bushfire/
Low humidity
Little recent rain
Abundant dry vegetation
Strong winds
Thunderstorms
あとは、Human activity。私たち人間によって引き起こされるものも少なくありません。それが次に注意したいことになります。
火を使うとき
WAではTotal Fire Banといって12月1日〜3月31日までの間は、
キャンプファイヤーの使用を全体的に禁止しています。
この期間はその年の気候によって変わってくるので確認が必要です!
Open Fireと呼ばれる、いわゆる焚き木・ボンファイヤーなどはもちろんダメ!
「何が良くて何がダメ」という詳細はここに記載されているので、火を使う予定のある方は必ず確認してください。
レストエリアなどに行くと、たまーに火を消したような跡があります。
同じくキャンプを楽しむ人間としてとても悲しい光景です。
消したと思っていた火でも、実は消えてなかったり。使っている間に燃え広がってしまうこともあります。そこから大きな火に発展してブッシュファイヤーになってしまうこともあります。
オーストラリアの自然の中で火を使うということは、それだけの責任が伴うんですね。
トイレと水の場所を常に確認しておくこと
町の距離が広いオーストラリアは1つの場所を逃してしまうと、次の町まで300キロ離れている事は珍しくありません。
またその場所に水を確保できる場所があるかどうかというのは行ってみないとわからないところでもあります。そんな時に事前に、Wikicampで場所を確認しておくことでストレスが減りますよ!
たまに、トイレが汚かったりトイレットペーパーがなかったり、トイレが故障中だったり・・・なんてことも。常に次にどこに行くかその場所には水があるのか使えるトイレがあるのかどうかというのを確認しておくことが大事です。とくにトイレ問題はたびをする上で結構重要になってきますよね・・・(うちはトイレがストレスすぎて、昔トイレ付きの大きなキャンパーパンを借りたほどです)
\以前借りたキャンパーバンはこちらから/
オーストラリアの良いところは、パブリックトイレが綺麗なこと。
公共のトイレが綺麗で使いやすくあまり嫌な思いをしたことがない。特にホリデー期間などで人が多い場合は、汚い場合もありますが、ほとんどの場合は特にトイレットペーパーがなかったり、汚かったりする事はありません。どーんなに人がいないところでも綺麗に整備されているのが素敵なところだと思います。
その反面、レストエリアで放置されているトイレットペーパーをかなりの確率で目にします。
そこでトイレをしたのであれば、せめてトイレットペーパーを持って変えるくらいのマナーはしてほしいところ!
後にも触れますが、跡は残さない!
これをみんなが徹底すれば、もっと楽しいキャンプになるのになーといつも思っています。
風の向きを見る
特にオーニングをつける場合、風の向きはとても大切です。
我が家は今の所オーニングは持っていないのですが、いつか欲しいなぁーと考え中。
今の時代は、iPhoneの天気のところで見えるので便利ですよね。
特にパースのDown Southの海岸は風がハンパなく強いです!!体が持っていかれるくらい笑
なので、「ビーチでオーニングつけたい」とか「ビーチ沿いのキャンプサイトでテントを張る」ときは、風の向きに気をつけて!結構簡単に持っていかれます笑
【違法なところには泊まらない!】泊まる場所
今回の車中泊と前回のキャンパーバンで「どこに泊まったのー?」という質問をよくもらいます。
わたしたちは、先ほどのWikicampで確認して宿を決めています。
基本的には、キャンプグランドで「泊まってもいい」と確認されているところにしか行きません。
Wikicampを見ているとわかるのですが、No camping or overnight parking allowedと書いてあるところは泊まってはいけません。Day use onlyところに泊まることは違法なのでやめましょう。
街によっては、RVフレンドリーの街とそうでない街があるのが現状。
個人的な感想ですが、EsperanceとDenmarkはRVフレンドリーではなく・・・Albanyの方がフレンドリーかなぁ・・なんて思います。Albanyには、街から近いところに無料のキャンプグランドやシャワー(しかもホットシャワー!!!!!)があります。
パースから近いマーガレットリバー付近は、フリーキャンピングが広域に禁止されているので、アコモデーションをとった方が良いでしょう。
Free camping をして見たい人はこの記事を参考にしてね!
アリ・昆虫・ヘビに注意する
これは今回の車中泊で起こったことなのですが、アリの大群に車が襲撃されていたことがありました!
というのも、行きの道中にグラスホッパーの大群に衝突したようで、車のフロント部分が昆虫の死骸で汚かったんです。まあどうせ汚くなるし・・・と思って放置をして、草むら近くに駐車。そこで一晩を過ごしました。
そして朝起きてみるとアリの大群が!!死骸のグラスホッパーを狙って群がっていたんです!
しかもその子たちが、若干ヒアリっぽかったんで必死になって振り落としました(汗
アリって怖くてどんな隙間もつたってくるので、車の小さい隙間から中に入ってくることもできるんです。発見した日にドライブしている最中に、車のフロントガラスを歩いているのを発見した時はやはりびっくりしました。
オーストラリアにいると見たことのないサイズの昆虫に出会うことがよくあります。
クモやヘビ、クラゲは有名ですよね。中には毒を持っている子たちもいるので、本当に注意が必要です・・・怖
怪しいものには近づかない!と徹底していましたが、まさかこのアリは盲点でした・・・
みなさんもお気をつけを・・・
ガソリンの残りに注意!
車で移動していると、オーストラリアの規模の大きさに圧倒されます。
街と街の間が離れているので、意外と使っているガソリン。
街に入ったら、ガソリンがどのくらい残っているか、あとどのくらい走れるかを見ておくこと!!
私たちも何度もガソリンなくなるかも・・・!というギリギリの体験をしたことがあります。幸い、道路の真ん中で止まってしまったり助けを呼んだことはありませんが、冷や汗もんです。涙
次のスタンドまでどのくらいなのか見てから街を出発しましょう笑(・・・当たり前のことですけどね笑 忘れちゃうんです笑)
緊急アプリや連絡先を準備しておく
Emergency Plus
National Triple Zero Awareness Work Group無料posted withアプリーチ
万が一のことに備えて、緊急アプリをダウンロードしておくことをオススメします。
しかしこのアプリ、オフラインでは使えないのが残念なところ・・・
なにか別のものがあったらまた紹介しますが、しばしはこれで・・・。
このアプリでは緊急の番号「000」とSES (State Emergency Service)と警察につなげることができます。持っておくと安心ですよね。
あとは、知人やすぐ連絡取れそうな人を控えておくこと!
「備えあれば憂いなし」緊急のときは、用意していた自分に感謝することでしょう。
Trace(跡)を残さないこと
先ほどの火やトイレの話でも触れました。
Wikicampのレビューを見ていると、「ここに火の跡があった」「トイレットペーパーが捨ててあった」・・・などいうコメントをよく目にします。きっとそういうTrace(跡)を残す人はWikicamp使用者ではないのかもしれませんが、それが現実。
Littering と呼ばれるいわゆるポイ捨てもWAでは罰金対象です。罰金云々よりも、そのポイ捨てしたものが自然に還らないことなどをきちんと考えた方がいいんですが。
残したTraceは動物が食べて死んでしまうかもしれない。土に還らずに何十年何百年もその場に残ってしまうかもしれない。それが今後自分たち、子どもたちにどんな影響を与えるのか。
みんながそんなことを考えながら、自然に感謝しながらキャンプができるといいですが。
私にできることは、こういう体験をこのブログを通して伝えていくこと。
オーストラリアは、自然がほんとうに素晴らしい国です。
海の青さ、山の深さ・・・その自然を人間が奪ってしまうのは本当に悲しいことだし、憤りを感じます。
手に持っているゴミをゴミ箱に入れるだけでいい。
落ちているペットボトルをゴミ箱に入れるだけでいい。
ゴミが出たら持ち帰るだけでいい。
小さいことですが、その小さいことをみんなしていけば大きなことになります。
ルールを守れば安全に楽しく旅行ができる
さて!いろいろ見ていきましたが、5日間本当に楽しい旅でした!
ルールを守って楽しめば、安全に家に帰ってこれます。節約にもなります。
夏のオーストラリアは日中こそ暑いですが、朝晩は涼しく車中泊でも寒いくらい。
蒸し暑くない日も多いので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!