30代に入り、妊娠を考えるようになり。わたしの生理に対する考え方はこのままでいいのか?と考えるようになりました。
PMSは毎月当たり前にあるし、暗くて嫌な時期。
・・・でも本当に暗くて嫌な時期?もっとカラダと向き合うことができるんじゃないか。
自分の未来を考えて、「生理」について、「タンポン・ナプキン」について、今日は書いていきます。
この記事は、男性にも読んでほしいんです。
学校で習った「生理」の知識なんて、女性が体験する100分の一にも満たないもの。本当は精神的にも体力的にもとてもツライんです。同時に、とても美しいものです。
自分の愛する人のためにも、女性が体験することを少しでも知ってほしいと思っています。
【以前のオススメしていた記事はこちら】
もしかしたら、もう私の考えにはあてはまらないかもですがご参考までに笑
【自然から与えられた女性の体の仕組み】「生理」の偉大さと美しさ
以前、わたしのインスタストーリーにも挙げたこちら。
ここでいう彼女は Zoe Butlerという、Body whisperer 。
このポッドキャストのエピソードがパワフルすぎて、生理に対する考え方を変えてくれました。
ぜひ聞いてみてね。
毎月、womb(子宮)は受精卵を待っています。
「まだかな」待って、寝どころを暖かくして待っているんです。でも、それが来なかったとき、暖かく保っていた寝どころは「血」として流れていきます。
それが「生理」です。
つまり、wombは「あーあ、今回も来なかったのね」といって、Grievingしていきます。
grievingって日本語でいうと悲しみっていうけど、sadよりも思い深い悲しみのことをいいます。
毎月wombは、悲しんで生理を起こしていると言ってもいいですね。
生理は汚いもの、嫌なもの、辛いもの・・・などネガティブなイメージがありがち。
PMSは人にもよりますが、精神的にもアップダウンが激しく、腰もお腹も頭も痛くなります。
ホルモンバランスが崩れ、今までなかった肩こりや首こりも感じるようになり、不調がつづきます。
これって「お迎えの準備」。
寝どころを準備して、相手が来るのを待っているんです。
ーwombだって悲しんでいるー
その悲しみに寄り添うように自分の生活を寄せていけば、wombも喜んでくれるんだ、
と思えるようになりました。
こう考えれば、生理ってとても美しい、と思えませんか?
日本の社会で生きている方はもちろんですが、海外に飛び出してきた私たちも日本では想像しなかったストレスを毎日抱えています。わたしもいまでもそうです。
慣れない場所、伝わらない想いに毎日ぶつかりながら生活しています。
毎日のストレスが生理に与える影響というのも関係している、と言われています。
【環境が変わればバランスも崩れる】海外在住女性が体験する生理のお悩み
オーストラリアに来て体のリズムが崩れる
オーストラリアは南半球なので、ご存じのとおり日本と真逆の季節になります。
わたしが来たばかりの時は、この温度差・湿度・水質などの環境にやられてストレスになりました。
風邪もひきましたし、生理が3ヶ月来なかったこともありました。
言葉も思うように通じない、差別を感じる、仕事も見つからない、友達もできない・・・
そんな悩みが自分のバランスを崩していきます。
あまりに長いこと生理が来なかったので、念のため血液検査でGPに行ったことがあります。
そして、診察の間にトイレに行った時に、生理が来ました笑
これだけ体は正直。
せっかく海外に来たんだから、頑張らないと!と思っている方も多いと思います。
でも、少し立ち止まって自分のストレスレベルを確かめてみるのも大切なことだと思います。
食べたいもの・料理したいものも身近で買えない
シェアハウスに住んでいた時。
あまりにもシャイすぎてキッチンで料理をするのに抵抗があったわたし笑
いまではなんとも思わないですが、料理したいものを作れないストレスがありました。
また、日本だったらすぐに手に入るものが、電車で1時間以上かけたところにしかない、など物理的なストレスもあります。アジアングロッサリーだってすぐそばにあればいいですが、行ったら行ったで値段も高いし、重いしでなかなか大変。
日本で食べていた和食中心の生活はなかなか難しい場合もありますね。
食生活の乱れもなかなかストレスになることでしょう。少なくともわたしはストレスでした。
日本で使っていた生理用品が買えない
肌が敏感な方は、オーストラリアの生理用品では刺激が強すぎる場合もあります。
その場合は、日本で使っていたものを多めに持ってくるのが簡単な方法。少し値段は張りますが、日系スーパーで買うこともできます。あとは、日本から取り寄せする、家族知人に送ってもらう。など。
生理の日に家にいるのであれば、splash blanketというものを使用することもできます。
この後でも触れる布ナプキンにチャレンジしてみるのも可能です。
【冷えが原因?いやいや、冷えなんて存在しない?】タンポン・ナプキンが持つ力
日本のコマーシャルでよくある「漏れない・即吸収!」ってあるじゃないですか。
なんで即吸収できるか?って疑問に思ったことありませんか?
なんともない布の上に水を垂らして、即吸収するわけがない?!
・・・なので、すぐに吸収できるように特殊な素材が使われているからです。
それが
高分子吸収剤(合成ポリマー)や塩素系漂白剤などの化学物質。
これは冷えピタに使われている成分と同じとも聞いたことがあります。冷やす成分を陰部に当てることで、冷えが子宮に伝わり生理の不調をひどくさせていると言及している人もいます。
また、「経皮吸収」という言葉、聞いたことありませんか?
物質が皮膚から吸収されるということなのですが、陰部の吸収率は腕の内側を1倍とすると42倍だと謳っている人もいます。【参照:正しい治療で症状をコントロール治療方法について 】
こんなことを調べていると、お医者さんのなかには、そんなの嘘っぱちでそもそも子宮なんて冷えないと言っている人もいます。子宮の近くには大きな血液が流れているので、外部から冷えることなんてそもそもあり得ないという論もあります。
科学的にも証明されていないと言われているものもあります。
わたしはお医者さんでもなんでもないので、何が真実なのかわかりません。
でも自分でいろいろ試して、心地が良い方法よくなったと思う方法を信じています。
痛くなったら痛み止めも飲むし、仕事の日はナプキンするし、休みの日には布ナプキンにするし。
誰かが「A」と言ったら「Aは嘘だ」という人が出てくるのがこの世の中です。
だから「A」を信じるか信じないかは、自分次第なんですよね、結局。
【「わたしに」効果があった】タンポンの代わりに使っているもの
いろーんなことを調べて行った結果。
私はタンポンを使うことをやめることにしました。
そしてナプキンはオーガニックのものだけ使用し、可能な限り吸水ショーツや布ナプキンを使うようにしています。
これにはこんな理由があります。
・布ナプキンを使った方が経済的にお得
・プラスチックやゴミを減らしたい
・肌への負担やナプキンが擦れる摩擦を減らしたい
人によってなんとも言えないですが、例えば!
1日4回ナプキンを変える場合、生理の日が7日だとすると単純計算で1周期に28枚のナプキンが必要になります。つまり1年間で300枚近いナプキンを使っている計算になります。ゴミは大量になり、それに費やすお金も大きくなります。
ヨーロッパのどこかの国では生理用品は無料でもらえたり、税控除の対象になっている場所もあります。ただ、残念ながら私が住んでいるオーストラリアや日本ではその対象には程遠いです。
私がが住んでいるサバーブでは布ナプキンを購入したレシートを添付してclaimすれば、購入金額が返ってくる取り組みをしています。私は既に購入していて、今のところ新たに買う予定はないのですが、次回は利用してみたいところ!
セールを狙えば、布ナプキンは15ドルくらいから買うことができます。洗ったりする手間がありますが、経済的にはこっちのほうが全然お得。
また、いくらオーガニックコットンと言っても、包んである素材はプラスチック。
ゴミも増えますし、オーガニックって謳っていてもどのくらいがオーガニックなのか明確になっていないのが現状。あんまり信用できません。
また、オーガニックコットン使っていても、肌が荒れる人は荒れるだろうし、オーガニックコットンだから絶対良いというわけではないと思うんです。
そのため、「仕事や運動をするときのみ」使い捨てのものを使うようにしました。
タンポンは、膣の中に長時間入れていてあまり衛生的にも良くない気がして!
やめました。
以前私の大好きなポッドキャストOver the sunで余った生理用品の使い方を紹介していました。
もし、切り替えたい!と思っている方はご参考に。
【最後に】生理の知識を増やしたい
もっと知識を増やしたい方、いくつかおすすめのエピソードを載せるのでご参考に。
glenwood “HEART TO HEART”
愛とかセックスとか生理とか
いままで冷やして悲しい想いさせてごめんね。
自分を愛せるのは自分しかいないのに。ごめんね。これからはもっと大切にしていくよ。
いろんな媒体を通して、「生理」について改めて感謝をするようになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
悩んでいるのは一人じゃないよ、っていうことを伝えたかったです。
参照:
・生理用ナプキンを天然コットン素材に変えると起こる体の変化とナプキン5選
・「紙ナプキンは子宮を冷やす」は誤り。生理痛の疑問に医師が答えます
・生理痛はあたためても、治らない!?