学校で習わなかった「Behind」の使いかた|ネイティブ英語・日常会話 - トビー日記

学校で習わなかった「Behind」の使いかた|ネイティブ英語・日常会話

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これなんていう?オーストラリア生活英語

この間、どこかのお店で遭遇したこんな言葉。

close the door behind you

日本で習うbehind の使い方は、「うしろ」という意味が一般的。
でもこの文章で「後ろ」と訳してもちょっとよくわからない・・・


日本では習わない「behind」の使い方について、今日はみていきたいと思います。

close the door behind youとはどういう意味

結論から言うと

「ドアを閉めてください」という意味。

じゃあ「close the door 」と何が違うのか?という疑問になりますよね。

「behind」がつくことによって、その人が通り抜けた後に「ドアを閉める」と行為があることを示します。
単純に「close the door」だと、誰かがそのドアの前通り過ぎてドアをしめることもあります。「behind you」がつくことによって、そのドアを開けた人に対して向けられること言葉だということになります。

調べたなかには「behind you」がつくことによって丁寧な表現になるというと書いてあるものもありました。しかし、必ずしもそうではないというのがネイティブの友達の回答。
もちろんwould やcouldがつくことによって丁寧になりますが、「behind someone」自体に丁寧なニュアンスはないそうです。

Behindの「単語の意味」と例文

ケンブリッジ辞書によると、behindにはこんな意味があります。

  • at the back
  • in the place where someone or something was before
  • slower or later than someone else, or than you should be
  • responsible for or the cause of

これらについて一つずつ見ていきましょう。

at the back |「後ろに」

これはシンプルに日本の学校でも習う使い方ですね。

例文)
I hung my coat behind the door.
Behind you!
– He talked behind my back.

誰かの後ろを通るときによく「behind you!」と言いますね。
後ろを通るから気をつけてね!という意味でよく使います。

behind someone’s back」は「陰で」という感じでよく使われます。
陰口を言ったり言われたりなんて時に使われていますね。

「behind the scene」は、舞台裏という形で使われます。

in the place where someone or something was before|「残って」

例文)
She left her phone behind her.
– After the party a few people stayed behind to help clean up.


以前、オーストラリアで免許を取得した記事を書きました。
実はPDA(実技試験)のタスクの一つにLeft something behindというものがありました。これも「忘れ物をしてきた!」という様に何かを残してきた、という様に使われます。



slower or later than someone else, or than you should be|「遅れて」

例文)
He was behind with the rent.
– The company is behind schedule on the project.

「スケジュールの後ろ」=「遅れている」という様にイメージできると思います。

responsible for or the cause of|「〜に味方して・支持して」

例文)
– She has her friends behind her.

「後ろからサポートしている」というイメージを持つと、支持している・味方しているという意味がしっくりくると思います。


海外で生活していると日本の学校では習わなかった言葉とたくさん遭遇します。
それが時にはストレスだったり、混乱だったり。でもこういう言葉に出会う楽しみでもあります。

英語はいくら勉強しても奥が深く終わりがない言語だと思います。

こんな言葉が見つかったらまたシェアしていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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