2019年4月から2021年12月まで、ずっと学生として突っ走ってきました。
その間にコロナがあったり、通っていた学校が閉鎖してしまい、その間にいろんな学校に行ったりなど。
本当にいろんなことがありましたが、今一緒にいるパートナーとこの先の将来を共にすることを決めて、2022年2月にパートナービザ(820/801)を申請することになりました。
今回は本当にいろんな方のブログやサイト、Facebookグループなどに助けで、エージェントなしで準備と申請することができました。
また申請してからたったの約2ヶ月半後。
2022年5月にTemporary Partner Visa(テンポラリーパートナービザ 820)を取得することができました。
学校が終了してから申請するまでの約1〜2ヶ月の間で、どんな下調べをして準備をして、どう申請したのか3部作でお届けします笑
【前準備編】
いまここ!
【資料準備編】
【申請編】
【申請が終わったら】
ここでは私がした「前準備」をここでざっくり紹介していきます。
※経験談を紹介しております。私は専門家ではなく、自分で調べた情報です。詳しいこと、不安なこと、複雑なことは専門家の方に相談していただくことをお勧めします。また、内容も変更している点や間違っていることもあるかもしれませんのでご了承ください。
【追記:2023年2月】
この記事を公開してからいろんな方に見ていただいていて大変嬉しい限りです!
同時に質問を多くいただくようになりました。
わたしは申請者の一人で、ここに書いていることは経験談です。ビザは人生において大きなことなので、質問をお受けできません。DMでビザに関することについては、返信致しかねますのでご了承ください。不安であればエージェンシーに頼むの一番良いと思います^^ よろしくお願いいたします。
【2022年申請】どこにも載っていなかった、アップデート項目
いろんな方の情報をもとに進めた申請。
もちろんイミグレーションの通じて、必要書類を集めたり、余念なく準備をしたはずだったのですが。
一点だけ、他のどこにも載っていなかったアップデート項目がありました。
それが、
英語の能力(IELTSのスコアなど)の入力。
噂にはあったもののあんまり信じていなかったわたし。
これは2021年10月から新たに改正されたもののようで、IELTSの場合スコア4.5あればいいよう!
現在はこれだけの変更だけなようですが、今後はもっと大幅な変更も検討されていると言われています。
それが、スポンサーの申請が先に始まる??ということ。
というのも、家庭内暴力などが横行していることによるもので。
申請者よりも先にパートナーの審査が先に行われてから、総合的な審査に入ることもあり得るとのこと。
その場合申請者のビザが切れる前に申請をしないといけない?スポンサーの申請が通らなかったら?とかいろんな問題が出てくると思いますが。
今のところはこの改正について詳しく言及はされていません。
【ありがとう】申請をするにあたって参考にしたサイト・ブログ・コミュニティ
エージェントを使わずに申請をしたかったので、ありとあらゆるところから情報を集めました。
いろんな方のブログ、フェイスブックのグループ投稿、友達からのアドバイス・・・。中には情報が古かったり、間違っていたり、人によって言っていることが違ったり。
その中でも私が見ていてとても参考になったものをここで紹介していきたいと思います。
なかには私の状況、彼と付き合っている背景などがとても近い人がいたので、その方々を選んで参考にさせていただきました。
いろいろ読ませていただいた結果、個人的には英語で書かれていたサイトの方がいろいろ楽に感じました。と、いうのも申請自体は英語なので。
日本語で書かれているものだと日本語に訳されていたり、同じものでも少し言い回しが違ったので。少し混乱・・・プラス、日本語から英語にするのにもすこし時間がかかりました。
少しでもこの作業をスムーズに進めたかったので、はじめの準備や困ったことは日本語の方のブログを、細かいディーテルは英語でかかれているサイトを参考にさせていただきました。
本当にいまの時代いろいろな方が、無料で!情報を提供していただいているので本当にありがたい限りです。本当に直接会ってお礼が言いたい!笑
ステイトメントの参考にさせていただきましたーAussie Flashpacker
同じパース在住+日本在住履歴がある、私の背景に似ている+なによりもすっごい詳しい!!!ーWander Chu
大体の流れを確認するのに参考にさせていただきました。ー Brooke around town
全体の流れと必要項目を参考にさせていただきました。ー OZ JOURNAL
必要項目&全体の流れを参考にさせていただきました。ーさうすこあらどりーむ
メディケア取得&健康診断について参考にさせていただきました。ー AKANE in AUSTRALIA
困った時のお助け場所!! ー Facebook Partner Visa Australia
まずメンバー数がかなり多いので自分と同じように困っている人がすごくたくさんいます。
不明な点や不安なこと、これでいいのかな?って思ったことは(私は)全てここから回答を見つけました。
本当にありがたい・・・涙
自分が参考にしているブログなどをブックマークに入れておくことでいざ困った時に、すぐ答えを探すことができるのでオススメです!
【これが第一ステップ】やらなければいけないことをあげていく作業
パートナービザを申請しようか!という話になったら。
ウキウキしますよね!
ついに永住権に一歩近づけるのかー!と思うとルンルンしたのを覚えています。
ただ、申請の準備をすると言ってもなにから始めていいか悩みます・・よね?
わたしは初めの頃に、闇雲にいろいろと始めてしまっていました・・・。
なので、後々きちんと整理するのが大変でした汗
私が「声を大にして言いたい!まずはこれをしておけばよかったー!!!」というのが、
【リストを作ること】
自分に必要な書類を片っ端からあげていきます。
私はFacebook上で共有されていたリストを元に、自分で必要なものを作り。
アップデートを重ねながら、コンプリートしていくことで管理していきました。
このように管理していけば、何を作らなければいけなくて、何を取り寄せなければいけない、何をスキャンして、何を申し込まなければいけないかが、一発で管理できました。
【自分じゃどうにもできない時もある】時間がかかったモノたち
よく言われるのが、
「日本からの警察証明書は早めに取りよせたほうがいいよ!」
という話。
周りの友達にもたくさん言われました笑
特にコロナの影響もあり、郵便物は基本的に時間が読めません。なので早めに取り寄せの手続きをした方が絶対いいです。
【待った期間:2週間〜3ヶ月ほど】日本から取り寄せる書類
とくにコロナなので、日本から送られてくる書類は全て時間がかかりました。(今はWAも国境オープンしてるし前よりよくなっていると思いますが。)こればっかりはわたしたちではどうしようもできないので、日本から取り寄せる資料は早めに準備した方がいいです。
・ 警察証明書(Police Clearance)【日本とオーストラリア】
・日本からの戸籍謄本の取り寄せ
Police clearanceは申請者、スポンサーどちらとも。
12ヶ月以上過ごした国がある場合は、その国ごとに必要です。私たちの場合は、オーストラリアと日本だけでした。
日本の犯罪証明書はパース領事館で申請できます(2022年時:無料)ただ届くまでに3ヶ月かかると言われ、きっちり3ヶ月かかりました 笑
オーストラリアのPolice clearanceは、手元に届くまで2週間ほどかかりました。
これは思ったより長くなかったです。
戸籍謄本は、2021年12月中旬に送った時。
郵便で際も船便でしか遅れず・・・。手元に届くまでに約1ヶ月ほどかかりました。母親に頼み書留してたのに、トラッキングが途中で止まり。手元にやっと届いてからトラッキングが動き出す、という意味のなさ笑
オーストラリアあるあるですね笑
【健康診断は予約が大変】過去を遡る作業+お願いする時間
・ 健康診断(Health Examination)
・ Form 80
・ Form 888
健康診断(Health Examination)は受けてから、結果の有効期限が1年です。
だから早めに受けてしまうと無効になる可能性もある、と聞きました。それと同時に、最近はコロナの影響で審査のスピードが早くなっているから、早めにHealth examinationを受けてしまった方が審査がスムーズにいく、などいう人も。
わたしは後からRFI(request for information/追加資料の提出)を言われるのが嫌だったので、先に受けることにしたのですが、空いている日が1ヶ月半後・・・笑
しかも生理と被らないように考慮しなくてはいけなくて。笑
なかなかスムーズにいきません笑(健康診断は申請を終えた後から申し込むことができます。)
Form 80は、申請者(わたし)のことを書いていくフォーム。
10年間で住んできた住所、生まれてから今まで通った学校、生まれてから今までで就いた仕事などなど。膨大な量、全て含めて18ページ!
これを埋めるのにもなかなか時間がかかります。
\ Form 80については書類準備編の記事で何を記入しなければいけないかをまとめています/
Form 888は知り合いに頼んで書いてもらうフォーム。
わたしは共通の友人、3人に書いてもらいました。
お願いする時間も含めて、申請する大体1〜2ヶ月前に頼みました。
【なんだかんだ言っても一番重要】見られる点を把握しておくこと
いろんな参考になるサイトとか言いましたが、
なんだかんだ一番重要なのはイミグレーションのホームページに書いてあること!
なんて言ったって公式ですからね笑
Case Officer(ケースオフィサー:私たちの資料を審査する人たち)がどこを見ているのか、何を基準として、私たちの関係を見ているのかが書いてあります。
よく言われれるのは、この4つを基準としてパートナーとの関係を証明していきます。
– Financial
– Nature of Household
– Social
– Commitment
この詳しい点については、また書類準備編の記事で詳しく見ていきたいと思います。
【ディファクトリレーションシップについて】Commitmentということ
いろいろ資料を作りながら、この質問を読みながら思ったのが「コミットメント」という言葉。
結婚をしていたらそれなりの「約束」や「決意」的なものがありますよね。でも私たちのようなディファクト(事実婚)はそういう目に見えるものがありません。WA(西オーストラリア州)ではrelationship certificateみたいなものが発行されないので、自分で言ってしまえばそれまでなのです。
私たちは本気で付き合っているし、これから将来も人生を共にしたいと思っている。けれど、だからこそ、それを証明するものが必要。だからわたしたちが頑張って資料作りをするということですね。
Facebookのグループ内に投稿されていたものをよんでいたのですが。
ある人は「この関係がコミットメントレベル(結婚と同じくらいのコミットメント)まで行っているとは思えない。それに値する証拠を提出してください」というRFIが来た人も。
COにそういう心配をさせない、疑いを持たせないことを念頭に資料作りをしました。
【焦らずじっくり納得いくまでやろう】なるべく早く取り掛かことをオススメ
私は3月に学生ビザが切れるので、その1ヶ月前までに全ての書類を揃えました。
そしてちょうどビザが切れる1ヶ月前の2月にすべての書類を揃えて出しました。
その後、学生ビザが切れてから自動的にブリッジングAになり。
自動的に切り替わった後、約1ヶ月半ほどでサブクラス820が降りました。(申請から約2ヶ月半後)
ただ、ちゃんと書類を揃えるためには2021年12月頃から約2ヶ月間、毎日パソコンとの睨めっこ。
肩こり、腰痛と戦いながら(おおげさ)、くまなく準備をしました。
「準備」はとても時間がかかります。
特に長い期間お付き合いしている人は歴史も長いでしょう。
そのため膨大な量を精査して、自分でまとめなければいけません。
おすすめはなるべく早く、取り掛かること。
少しずつでもいいから、資料を一箇所にまとめ始めることをお勧めします。
私と彼は知り合って7年、付き合って一度別れて、長距離1年半を経て、ディファクトの関係になってから1年半ほど。メッセージの量は膨大、Bank statementもため息が出るほどたくさん。
でも、ビジネスビザなどで永住権を取ろうと苦労している友達がたくさんいる中、書類集めで文句は言えませんでした。永住権は簡単ではありません、どのビザでも大変さは同じですが、パートナービザはちゃんと用意すれば頑張った分だけ後で自分に戻ってくるように思います。パートナーともたくさん喧嘩をしました。こっちはめっちゃ資料集めているのに、1人で映画見て笑っている姿にイライラ。ちょっとは手伝ってよ!と怒る毎日(笑) いいんです、たまには当たっても笑
パートナービザを申請しようと準備している方、気が遠くなると思いますが。あきらめず、パートナーに力を借りながら、パートナーに当たりながら(笑)頑張ってください。
このブログが少しでも参考になれば幸いです。
※経験談を紹介しております。私は専門家ではなく、自分で調べた情報です。詳しいこと、不安なこと、複雑なことは専門家の方に相談していただくことをお勧めします。また、内容も変更している点や間違っていることもあるかもしれませんのでご了承ください。